家が建てられない?! 分筆の注意点
こんにちは、草野です。
昨日お越しいただいたご相談者は、
ご実家の敷地を分筆し、
そこに新居を建てるというご計画。
すでに建っている建物に影響しないよう、
建築できるスペースは間口が狭く、
しかもイビツになってしまいます。
そのため、柔軟性の高い家づくりができる
「工務店」と話を進めることになりました。
今回のように、敷地を分筆して家を建てる場合、
注意すべき点があります。
それは、既存の敷地の建物が、
建築基準法違反
にならないように分筆するということ。
自分が新築する敷地や建物については
法律違反にならないように気が回るでしょうが、
分筆して残る敷地や建物についても、
しっかり気をつけないといけないのです。
例えば、こんなケース。
・建ぺい率:60%
・敷地面積:100坪
・既存建物の建築面積:30坪
新居の敷地をできるだけ大きく取ろうと、
既存部分40坪、新居部分60坪と分筆するとどうなるか。
敷地面積40坪×建ぺい率60%=24坪となってしまい、
既存建物の建築面積30坪を下回り、
建築基準法違反になってしまいます。
今回のご相談者の場合、
特に既存建物の採光計算を満たすように分筆する必要があり、
そのため新築計画にも制約が出たのでした。
ご実家などの敷地を分筆して家づくりという方は
結構いらっしゃると思います。
知らずに計画を進めてしまい、
後から家が建てられないなんてことにならないように、
こんな点にも注意してみてください。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『土地探し 法規面のチェックポイント(ブログ注文住宅入門 その19)』
『敷地の接道義務』
『土地購入時のチェックポイント「セットバック」』
昨日お越しいただいたご相談者は、
ご実家の敷地を分筆し、
そこに新居を建てるというご計画。
すでに建っている建物に影響しないよう、
建築できるスペースは間口が狭く、
しかもイビツになってしまいます。
そのため、柔軟性の高い家づくりができる
「工務店」と話を進めることになりました。
今回のように、敷地を分筆して家を建てる場合、
注意すべき点があります。
それは、既存の敷地の建物が、
建築基準法違反
にならないように分筆するということ。
自分が新築する敷地や建物については
法律違反にならないように気が回るでしょうが、
分筆して残る敷地や建物についても、
しっかり気をつけないといけないのです。
例えば、こんなケース。
・建ぺい率:60%
・敷地面積:100坪
・既存建物の建築面積:30坪
新居の敷地をできるだけ大きく取ろうと、
既存部分40坪、新居部分60坪と分筆するとどうなるか。
敷地面積40坪×建ぺい率60%=24坪となってしまい、
既存建物の建築面積30坪を下回り、
建築基準法違反になってしまいます。
今回のご相談者の場合、
特に既存建物の採光計算を満たすように分筆する必要があり、
そのため新築計画にも制約が出たのでした。
ご実家などの敷地を分筆して家づくりという方は
結構いらっしゃると思います。
知らずに計画を進めてしまい、
後から家が建てられないなんてことにならないように、
こんな点にも注意してみてください。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『土地探し 法規面のチェックポイント(ブログ注文住宅入門 その19)』
『敷地の接道義務』
『土地購入時のチェックポイント「セットバック」』
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