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「坪単価」の注意ポイント(ブログ注文住宅入門 その15)

こんにちは、草野です。

ブログ誌上 注文住宅入門『家づくりって何から始めればいいの?』
本日のテーマは『「坪単価」の注意ポイント』です。

建物の工事費をざっと掴むのに便利な「坪単価」
中には「坪単価30万円」を切る広告を見かけることがありますが、
これは要注意! 実際にははるかに金額がオーバーするケースもあります。

なぜそんなことが起こるのか?

それは、坪単価の算出方法には、明確な基準が無いからなのです。
つまり、坪単価は自己申告、各社各様の基準で算出されているため、
その算出根拠をそろえなければ、正確な比較が出来ないのです。

そこで、坪単価を比較する際に注意すべきポイントをご紹介します。

まず1つ目が、本体工事の範囲
坪単価の算定根拠となる「本体工事」に何が含まれるかを確認しましょう。
建築会社によって扱いの異なるものとしては、
バスやキッチン、給湯器、床暖房などの設備、
造作家具、カーテン、照明、エアコンなどが挙げられます。

2つ目が面積の算定方法
坪単価の算定根拠となる「延床面積」にも、
「法定延床面積」「施工床面積」の2種類がありますが、
この施工床面積がクセモノ。

法定延床面積は、建築基準法上含まれない床面積のことで、
代表的なものに吹抜けや天井高1.4m以下のロフトが挙げられます。
施工床面積ではこういったもの含めて考えることが一般的ですが、
中にはベランダや玄関ポーチなど、何でもかんでも
施工面積に入れてしまう住宅会社もあります。
これは、施工床面積が広くなるほど
坪単価を安く見せることが出来るからです。

特にローコストをウリにしている住宅会社については、
施工床面積にどこまで含んでいるのかをよく確認したほうがよいでしょう。

3つ目が設備・仕様のオプションやグレード
坪単価を表示する際には、お値打ち感を出すために、
標準仕様を普及品程度にしているケースがあります。
標準仕様なら安価なところ、オプションで設備を追加したり、
仕様のグレードを上げた結果、坪単価が跳ね上がるということもあり得ます。

4つ目が間取りで、坪単価は間取りによっても変わります。
一番お値打ちなのはシンプルな形状の総2階の建物で、
同じ延床面積でも平屋だったり複雑な形状だったりすると、坪単価は上ります。
住宅会社によっては、形状が複雑になり、建物の角が増えると
「出隅割り増し」「入角割り増し」などのオプションが適用される場合があります。
また、部屋数が多いと壁や建具が多くなるので、その分坪単価が高くなります。
なお、延床面積が狭くなると、坪単価は割高になります。

なお、住宅というのは敷地条件や面積、建物の構造・工法、
仕様、設備等によっていくらでも費用は増減しますので、
坪単価は、あくまで「目安」程度に捉えていただきたいところです。

といった点を踏まえて、見せかけ上の坪単価の安さに
惑わされないようにしたいところですね。

以上で家づくりの資金計画についてのお話しをとりあえず終了とし、
次回からはこれが無ければはじまらない、「土地」ついて見ていきます。

【本日のポイント】見せかけの坪単価には要注意!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『家づくりにはいくら必要?(ブログ注文住宅入門 その14)』
『ライフプランを踏まえた家づくりの資金計画の立て方』
『家づくりの資金シミュレーション』

| ◆マイホーム初めの一歩 | 14:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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