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家づくりにはいくら必要?(ブログ注文住宅入門 その14)

こんにちは、草野です。

ブログ誌上 注文住宅入門『家づくりって何から始めればいいの?』
前回まで3回に分けて住宅ローンについて見てきましたが、
本日のテーマは『家づくりにはいくら必要?』です。

家づくりにあたっては「建物の工事費用」があれば充分とお考えの方も
いるかもしれませんが、それだけでは家を建てることは出来ません。
工事については「別途工事費用」が必要ですし、さらに「諸費用」も必要。

住宅会社の中には、意図的に建物本体工事の費用しか言わず、
あとから別途工事費用や諸費用を請求したりすることもありますが、
それでは資金計画や返済計画が狂ってしまいます。
そんなことにならないように、以下、順番に見ていきましょう。

まずは建物の工事費用、いわゆる「本体工事費」です。
これは、読んで字のごとく建物本体をつくる工事の費用で、
仮設、基礎、柱、屋根、外壁、サッシ、断熱、床、壁、天井、コンセント、
電気配線、浴室、洗面、キッチン、トイレ等設備工事が挙げられます。

次の「別途工事費」とは、建物本体以外の工事の費用で、
解体工事、地盤工事、屋外給排水・電気工事、
外構・造園といった工事が挙げられます。

最後の「諸費用」は工事以外の費用で、
印紙代、確認申請費用、登記費用、各種税金(消費税や取得)、
仮住まい・引越し、地鎮祭・上棟などの祭事、ローン諸費用、
火災・地震保険といった費用が挙げられます。

家づくりの費用を考える際には
上記3つを合わせて考える必要があります。
おおよその目安としては、総額に占める割合として
本体工事費が70%、別途工事費が10~15%、諸費用が10~15%、
つまり総額の20%~30%が本体工事以外の費用になります。
逆にいうと、本体工事費が見えると、ある程度の総額が見えてきます。

その本体工事費、ざっと掴むにはよく言われる「坪単価」が便利です。

坪単価とは「工事費用に対して、延床面積で割った際の
ひと坪あたりの費用」
のこと。例えば、工事費用が2000万円で
延床面積が40坪だったら、坪単価は50万円になります。

ご参考に、通常どれくらいの坪単価になるかをご紹介すると、
ちょっと古いデータですが、
平成16年度に愛知・岐阜・三重の東海3県で、
旧住宅金融公庫のフラット35を利用した
一戸建ての平均坪単価は56万円程度となっています。

その坪単価、あくまでざっと数字を掴む程度だと考えて下さい。

というのも、家1棟とひと口に言っても、ただ箱を作ればよい居室と、
設備機器類が入るキッチンや浴室とでは、かかる費用も大きく違います。
ですので、安価な居室が増えれば坪単価は下がりますし、逆に居室が減ると
高価な設備機器類の割合が増えるため坪単価は上がります。
同じ理由で、設備機器が2セットになる二世帯住宅も、坪単価が上がります。

また、同じ延床面積であっても、建物の形によってかかる費用は違います。
たとえば、正方形や長方形といった建物の方が、
「コ」の字や「L」の字の形の建物に比べて形がシンプルな分、
工事の手間も材料代も少なくて済むので、坪単価も下がります。
同様に、平屋建てと2階建てでは、同じ延べ床面積であれば、
地盤改良や基礎、屋根工事が半分になるので、
2階建ての方が坪単価も下がります。

さらに、坪単価には注意すべき点があります。
ローコスト住宅では、坪単価30万円を切る広告を見かけることがありますが、
これは要注意! 実際にははるかに金額がオーバーするケースもあります。
そこで、次回は坪単価を比較する際の注意点を見ていきます。

【本日のポイント】建物本体工事だけでは家は建たない


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『ライフプランを踏まえた家づくりの資金計画の立て方』
『家づくりの資金シミュレーション』
『家づくりにはいくら必要?』

| ◆マイホーム初めの一歩 | 20:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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