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自然回帰でエコ住宅!

こんにちは、草野です。

鳩山首相の国連での「温室効果ガスの対90年比25%削減」演説。
世界中に日本の姿勢をアピールする効果はあったようですが、
それではどのように削減を実現するかは、まだまだこれから。

家づくりにおいては、太陽光発電などの自然エネルギーを活用したり、
高気密高断熱により冷暖房のエネルギー消費を抑えるという
手法がありますが、それとは違ったアプローチもあります。

昨日、そんな興味深い事例を見てきましたので、
ブログ注文住宅入門は本日もお休みして、ご紹介したいと思います。

三重県桑名市の工務店・諸戸アイサン住拓さんは、
もともと日本一の山林王と謳われた諸戸清六の流れを汲む工務店。
それだけに地元の山や木を大切にする家づくりに取り組んでいます。
先月、桑名市の陽だまりの丘に完成したモデルハウスは、
そんな考え方がよく分かる建物です。
モデルハウス外観

外観はヒサシの出た瓦の大屋根に木の格子と、落着いた和風テイスト。
玄関を入ると敷台はトチの一枚板、下駄箱の天板はかやの木の1枚板。
その上にあるのは「木々を語ろう」と筆書きされたオブジェのような飾り。
かやの木の玄関カウンター

室内は無垢の柱や珪藻土、杉のフローリング、間伐材の腰壁といった
自然素材は当然こと、木材は地元三重産材を使用するというこだわり。
地元の木を使うことにより、
CO2削減効果のある山の手入れがなされると同時に、
わざわざ遠方から輸送するエネルギーの消費も抑えられます。

というウンチクになるのですが、本日ご紹介したいのはここから。
随所に木や地元の自然に対する愛着を感じさせるアイテムが目白押し!

こちらはトイレ。
竹のタオル掛け

手洗いカウンターのヒノキの一枚板も見事ですが、
見ていただきたいのは、右上の「タオル掛け」
ナント竹製、というか山で切ってきた竹そのものです。
竹は「さお竹」に使われていた通り、丈夫で水にも強いので、
タオル掛けにうってつけ。しかも山で切ってきたのでタダ。

お金もかからず、製造エネルギーもほとんどかからず、
成長する際にはCO2を吸っていてくれたはずで、
これは究極のエコ素材では?!

こちらは階段の手摺ですが、手摺を支えるパーツに注目。
階段の手摺

何かというと、ヒノキの枝の付け根を切り取ったもの。
これも柱にはならない部材ですが、
家の材料として再利用されました。
というか、この温か味のある形、工場では決して作れません!
世界で一つしかない、見事なパーツです!

そして極めつけがコチラ、ハンガー掛けです。
ヒノキのハンガー掛け

なんとヒノキの木の一番てっぺんの枝振りをそのまま利用したもの。
これ、ぜひ草野も欲しくなりました!

目を外に転じると、外構にレンガが使ってあります。
このレンガ、実は焼いていないのです!
廃材利用の焼かないレンガ

原料は下水の汚泥や焼却灰、陶器やガラスのくず。
特許を取得した「無焼成固化」技術で製造されました。
窯で焼かないので余計なCO2が発生しませんし、
原料の80%以上が再生資源と、まさに最先端の「エコレンガ」!
岐阜県多治見市の亀井製陶さんが開発しました。

ほかにも、レンガを砕いた「砕石」もあります。
廃材レンガの砕石

ご案内いただいた諸戸アイサン住拓の上岡さんからは
「自然回帰こそがエコ対策」という言葉が出ましたが、
「最先端技術」の活用と、
先人の知恵を活かした「自然回帰」を組み合わせてこそ、
温室効果ガス25%の削減も可能になるかもしれませんね!

でも、環境問題は置いておいても、
あのハンガー掛けは本気で欲しい一品でした!

 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『夏の日差し対策 よしず』
『木が生まれる場所 三重の山に行ってきました』
『木へのこだわり 諸戸アイサン住拓さん』

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