住宅展示場 活用のポイント(ブログ注文住宅入門 その8)
こんにちは、草野です。
ブログ誌上 注文住宅入門『家づくりって何から始めればいいの?』。
本日のテーマは『住宅展示場 活用のポイント』です。
注文住宅を建てようと思いたった時に、
まず最初に取り組むべきものが「家のイメージ」を掴むこと。
その手段としては、住宅雑誌やテレビの住宅番組、住宅会社のチラシ、
インターネット、住宅設備のショールーム、現場見学会など
いろいろありますが、家の実物を一度にたくさん見ることのできる
「住宅展示場(ハウジングセンター)」も、絶好の場所です。
この講座では、Sさんの例で目の敵(?!)のように扱ってきたように
見えたかもしれませんが、最新の住宅をタダで見ることができる
住宅展示場、活用しないテはありません。
ただし、家づくりが嫌になってしまったSさんの例にある通り、
住宅展示場との付き合い方にもポイントがあります。
まず気をつけなければいけないのは、
住宅展示場というのはつくり手であり売り手である
住宅会社の集合体であるということ。
以前にご説明した通り、家電の量販店のように
つくり手とは別の売り手がいて、目利きとなって
お勧めの商品を紹介してくれるということはありません。
誰の手助けもないので、買い手が全て判断しないといけません。
また、住宅展示場のモデルハウスは、
「暮らす」ためのものではなく「魅せる」ためのもの。
自社の商品を購入してもらうための「特注展示品」、
わざわざ専門の設計者やインテリアコーディネーターを入れて、
ひときわ豪華な造りになっています。
広さも延床面積70坪や80坪はざら、
100坪なんて広大な大豪邸も珍しくありません。
使っている材料も標準品ではなく、
グレードが高いものだったりします。
同じ材料を使おうとしたら「オプション扱い」で
価格が上がってしまうこともあり得ます。
モデルハウスを見る際は、
少し「割り引いて」見た方が無難です。
そこにいる住宅会社の担当者は説明要員ではなく「営業マン」。
自社の商品の説明をするだけでなく、売り込みをしてきます。
その売り込みは、Sさんが受けた「プラン提案」や「敷地調査」など
一見ありがたいサービスのように見えますが、あくまで営業の一環。
このような「営業攻勢」は、やんわりと断って構いません。
そして、特に重要なのが「アンケート」。
どのモデルハウスに入っても営業マンから必ず言われるのが
「このアンケートにご回答をお願いします」のひとこと。
安易にアンケートに名前や住所を書いてはいけません。
なぜか?
本日も長くなりましたので、答えは次回お届けします。
【本日のポイント】
住宅展示場は売り手の集合体
モデルハウスは「魅せる」ためのもの
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『「まずは住宅展示場」のワナ?!(ブログ注文住宅入門 その2)』
『雨の住宅展示場』
『初回面談への同席』
ブログ誌上 注文住宅入門『家づくりって何から始めればいいの?』。
本日のテーマは『住宅展示場 活用のポイント』です。
注文住宅を建てようと思いたった時に、
まず最初に取り組むべきものが「家のイメージ」を掴むこと。
その手段としては、住宅雑誌やテレビの住宅番組、住宅会社のチラシ、
インターネット、住宅設備のショールーム、現場見学会など
いろいろありますが、家の実物を一度にたくさん見ることのできる
「住宅展示場(ハウジングセンター)」も、絶好の場所です。
この講座では、Sさんの例で目の敵(?!)のように扱ってきたように
見えたかもしれませんが、最新の住宅をタダで見ることができる
住宅展示場、活用しないテはありません。
ただし、家づくりが嫌になってしまったSさんの例にある通り、
住宅展示場との付き合い方にもポイントがあります。
まず気をつけなければいけないのは、
住宅展示場というのはつくり手であり売り手である
住宅会社の集合体であるということ。
以前にご説明した通り、家電の量販店のように
つくり手とは別の売り手がいて、目利きとなって
お勧めの商品を紹介してくれるということはありません。
誰の手助けもないので、買い手が全て判断しないといけません。
また、住宅展示場のモデルハウスは、
「暮らす」ためのものではなく「魅せる」ためのもの。
自社の商品を購入してもらうための「特注展示品」、
わざわざ専門の設計者やインテリアコーディネーターを入れて、
ひときわ豪華な造りになっています。
広さも延床面積70坪や80坪はざら、
100坪なんて広大な大豪邸も珍しくありません。
使っている材料も標準品ではなく、
グレードが高いものだったりします。
同じ材料を使おうとしたら「オプション扱い」で
価格が上がってしまうこともあり得ます。
モデルハウスを見る際は、
少し「割り引いて」見た方が無難です。
そこにいる住宅会社の担当者は説明要員ではなく「営業マン」。
自社の商品の説明をするだけでなく、売り込みをしてきます。
その売り込みは、Sさんが受けた「プラン提案」や「敷地調査」など
一見ありがたいサービスのように見えますが、あくまで営業の一環。
このような「営業攻勢」は、やんわりと断って構いません。
そして、特に重要なのが「アンケート」。
どのモデルハウスに入っても営業マンから必ず言われるのが
「このアンケートにご回答をお願いします」のひとこと。
安易にアンケートに名前や住所を書いてはいけません。
なぜか?
本日も長くなりましたので、答えは次回お届けします。
【本日のポイント】
住宅展示場は売り手の集合体
モデルハウスは「魅せる」ためのもの
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『「まずは住宅展示場」のワナ?!(ブログ注文住宅入門 その2)』
『雨の住宅展示場』
『初回面談への同席』
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