新しいマンションの良さ 古い戸建ての良さ
昨日、草野のカミさんが子供達を連れて、
昨秋まで住んでいたマンションへ遊びに行ってきました。
小さな子供のいるママ同士というのは、横のつながりがとても強く、
このマンションでも月に1回はママ友が子供を連れて、
食事なんかを持ち寄ってちょっとしたパーティーをしており、
カミさんもそこに久しぶりに参加したのでした。
このマンション、賃貸とはいえ300戸ほどの大型マンションで、
屋外には公園が、屋内にはキッズルームがあり、
しかもそこには外部の人間が入れないようになっています。
なかなか子育て世帯にとっては嬉しい施設で、
そのせいか小さな子供連れの家族をよく見かけます。
マンション、すなわち「集合住宅」の良さというのは、
まさに「集まって暮らす」という点にあり、スケールメリットを活かして
このような便利な設備を入れることができるのですよね。
このマンションでも、ほかにオートロックやカメラ付のインターホン、
エレベーター、宅配便受渡しボックス、クリーニング受渡しボックスなどなど、
便利で快適な設備が整ってします。(もしかして極めつけは
マンションの1階に入っているスーパーマーケットかも?!)
また、マンションは鉄筋コンクリートで、
しかも上下左右を部屋に囲まれているので、
気密断熱性がすこぶる良く、かつての草野家では
冬でも床暖房と電気ストーブだけでヌクヌクと暮らしていました。
これ、いまの草野家の「24時間自然換気の高通気住宅」とは対照的。
暖かくなってさすがに出番もなくなりましたが、
草野家では石油ストーブが必需品!
快適性という点では、築50年の木造住宅では
マンションに太刀打ちできない?!
でも、意外とそうでもないのですよね。
昨日パーティーから帰ってきたカミさんと話をしていたら、
「前のマンションと今の家と、どっちが子育てに良いのかしら?」
なんて話が出てきました。
カミさん曰く「マンションは四角い箱で、行き止まりも多く、
なんだか息がつまる感じなのよね」とのこと。
そりゃあ、今の家は通気性バツグンで息が詰まることもなく、
古い日本家屋特有の回遊性があり、
どこまでいっても行き止まりなんかありません。
子どもたちは好きなところをグルグル駆け回っています。
そう言えば、長男はマンションに住んでいたときは、
しょっちゅう「くっく~(※靴のこと)」と言って
散歩をせがんでいたのですが、
いまではそんなことはピタッと止まりました。
「大人には分からなかったけど、子供は敏感に感じてたのかもね」
とカミさん。ほかにも、カミさんは以前
「この家は住めば住むほど愛着が湧いてくるのよね」
とも言っていました。
まぁ、家にはいろいろな要素があり、
暮らす人のライフスタイルで善し悪しも変わるため。
いちがいにどちらが良いとは言い切れませんが、
柱が傾き隙間風のある古い家も、
決して悪いものではありませんね!
(でも、友達同士が好きなときに徒歩1~2分で雨にも濡れずに
集まれるというのはマンションならでは、羨ましいです)
| |-戸建て vs マンション | 18:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
「24時間自然換気の高通気住宅」という言葉に思わずコメントを残してしまいました(笑)
たぶんキッチンで揚げ物をしても、そんなににおいがこもらないのでしょう!マンションで揚げ物とかすると、廊下やらベランダの換気口やらから油のにおいが・・・。かなり気になります・・・・うっぷ。
マンションは便利で、環境もよいかもしれませんが、子供には自然を肌で感じてもらいたいですよね。やはり田舎育ちの私としては、マンションは窮屈で(^^;
マンションは一人暮らしを始めてからで十分かと☆
| たなか@SDI | 2009/04/30 09:58 | URL | ≫ EDIT