「南に窓を設ければよい」という訳ではない 草野家のLDKの場合
ただいまリフォーム&増築(新築)工事中の草野家の新居。
この新居の目玉は、ズバリ、新築する音楽室とリフォームする母屋のLDKです!
目玉となる部屋ですので、場所的にも特等席で、
両方とも庭に面しています。
このうちLDKは庭が東側にあるので、
そちら側に大きく開口を取ってウッドデッキを設ける予定。
LDK自体は、もともと台所と居間の二部屋を
一部屋につなげたもので、合計12畳とコンパクト。
その空間の南半分に畳敷きのリビング、北半分にキッチンを設けます。
ソファーセットもダイニングテーブルも置きませんが、
東に大きく開く開口部とウッドデッキ、そしてその先に見える広い庭とで、
狭さを感じさせないのではないかと思っています。
そんな中、ひとつ思案したのがLDKの南側の窓。
一般的には、LDKの南側に窓があれば、
採光のために大きな窓を設けるのが定石。
でも、草野家の場合、それでよいのか?となりました。
もともとが下記のように、南面に
1間半分の掃き出し窓が付いています。

外から見たところがコチラ。

これだけのサイズの掃き出し窓なので、
通常であれば採光バッチリなのですが、今回は問題が3つあります。
問題1 南隣家が2メートルの至近に位置する
下記の写真をご覧の通り、隣家が目の前にあります。
これでは採光は望めないばかりか、眺望も望めません。

問題2 隣家の窓が目の前にある
さらに問題なのが、目の前の隣家の窓が目の前にあります。
しかもその窓が、ほぼ毎日開いています。
ここに大きな窓を付けると、お隣さんと目が合ってしまいかねません。

実際、お隣さんと立ち話をしたとき、
「お宅の台所が丸見えなのよね・・・」
と言われました。
問題3 ピアノ教室の生徒さんが通る
最後の問題が、カミさんのピアノ教室の生徒さんが、
敷地奥にある音楽室へ向かうのにリビング南側を通るということ。
毎日のように家族以外の人が通る場所に面して窓があると、
さすがにその部屋の中では寛げませんし、
ずっとカーテンを閉め切ることになってしまうでしょう。
ということで、当初は掃き出し窓を止めて
腰窓に取り換える予定でしたが、さらに変更することに。
窓を全く無くしてしまうと、明るさが落ちてしまうだけでなく、
南から北への通風も止めてしまいかねません。
そこで、少し高い位置のハイサイド・ライトに変更することにしました。

多少、採光は劣りますが、上記3つの問題点はほぼ解消されます。
さらに、メリットとしては、
メリット1 目玉である大開口のある東側の眺望を強調できる
メリット2 壁面を多くすることで落ち着いた空間になると共に、
イスや家具等を置く場所を確保できる
メリット3 畳の日焼けを抑えられる
などが挙げられます。
この南面の壁は板張りにする予定なので、
結構印象的な空間になるのではないかと思っています。

サッシには、採光以外に、眺望や通風など様々な機能がありますし、
視線や音、臭いなど、配慮すべき事項もいろいろあります。
そういったことも踏まえると、
「南だからといって窓を設ければよい」
と単純に言ってよい訳ではない、というお話しでいた。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『大壁と真壁のどちらを選ぶ? 草野家の場合』
『高性能サッシほど融通が利かない サッシとタイルのショールーム見学!』
『家具は造りつける or 買う? 草野家の場合』
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家計とマイホーム相談室 https://my-home-fp.com/
名古屋市中村区名駅4丁目15-19 大清ビル4階
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目玉となる部屋ですので、場所的にも特等席で、
両方とも庭に面しています。
このうちLDKは庭が東側にあるので、
そちら側に大きく開口を取ってウッドデッキを設ける予定。
LDK自体は、もともと台所と居間の二部屋を
一部屋につなげたもので、合計12畳とコンパクト。
その空間の南半分に畳敷きのリビング、北半分にキッチンを設けます。
ソファーセットもダイニングテーブルも置きませんが、
東に大きく開く開口部とウッドデッキ、そしてその先に見える広い庭とで、
狭さを感じさせないのではないかと思っています。
そんな中、ひとつ思案したのがLDKの南側の窓。
一般的には、LDKの南側に窓があれば、
採光のために大きな窓を設けるのが定石。
でも、草野家の場合、それでよいのか?となりました。
もともとが下記のように、南面に
1間半分の掃き出し窓が付いています。

外から見たところがコチラ。

これだけのサイズの掃き出し窓なので、
通常であれば採光バッチリなのですが、今回は問題が3つあります。
問題1 南隣家が2メートルの至近に位置する
下記の写真をご覧の通り、隣家が目の前にあります。
これでは採光は望めないばかりか、眺望も望めません。

問題2 隣家の窓が目の前にある
さらに問題なのが、目の前の隣家の窓が目の前にあります。
しかもその窓が、ほぼ毎日開いています。
ここに大きな窓を付けると、お隣さんと目が合ってしまいかねません。

実際、お隣さんと立ち話をしたとき、
「お宅の台所が丸見えなのよね・・・」
と言われました。
問題3 ピアノ教室の生徒さんが通る
最後の問題が、カミさんのピアノ教室の生徒さんが、
敷地奥にある音楽室へ向かうのにリビング南側を通るということ。
毎日のように家族以外の人が通る場所に面して窓があると、
さすがにその部屋の中では寛げませんし、
ずっとカーテンを閉め切ることになってしまうでしょう。
ということで、当初は掃き出し窓を止めて
腰窓に取り換える予定でしたが、さらに変更することに。
窓を全く無くしてしまうと、明るさが落ちてしまうだけでなく、
南から北への通風も止めてしまいかねません。
そこで、少し高い位置のハイサイド・ライトに変更することにしました。

多少、採光は劣りますが、上記3つの問題点はほぼ解消されます。
さらに、メリットとしては、
メリット1 目玉である大開口のある東側の眺望を強調できる
メリット2 壁面を多くすることで落ち着いた空間になると共に、
イスや家具等を置く場所を確保できる
メリット3 畳の日焼けを抑えられる
などが挙げられます。
この南面の壁は板張りにする予定なので、
結構印象的な空間になるのではないかと思っています。

サッシには、採光以外に、眺望や通風など様々な機能がありますし、
視線や音、臭いなど、配慮すべき事項もいろいろあります。
そういったことも踏まえると、
「南だからといって窓を設ければよい」
と単純に言ってよい訳ではない、というお話しでいた。
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