いま注文住宅の設計打ち合わせ中のご相談者。

契約前は「何でもできます!」と営業マンから言われたのに、
いざ契約して設計に入ったら、
「これもできません、あれもできません」の連続。

ご要望によっては、確かにやりたくてもできないことはあります。
例えば、大空間を作ろうとしても構造的に柱が取れない、とか。

でも今回のご相談者の場合はそんなレベルではなく、
「ダウンライトにすると省令準耐火が取れない」なんてことも。

まさかそんなはずはないだろうと、
ご相談者に何度も住宅会社へ確認してもらい、
ようやく「やっぱりできます」との回答を得られました。

他にも、なかなかプランの提案が出てこないなど、
なかなかスムーズに話が進んでいません・・・

契約前の「何でもできます!」って言葉はなんだったの?!
と思ってしまいますよね。


こういった住宅会社、プロが見れば分かります。

が、初めての家づくりで
その言葉の真偽はなかなか分からないでしょう。

そこで“注文住宅”と言いながら、
こまかな要望を聞いてくれない住宅会社の
見極めポイントをご紹介します。


1)建売住宅(建築条件付き土地)を手掛ける
 住宅会社によっては、注文住宅よりも
 建売住宅がメインの会社があります。
 こういった会社にとって、家とは販売する“商品”。
 細かな打ち合わせをできるだけ省いてとっとと売りたい、
 という傾向があります。

2)不動産会社が母体
 住宅と不動産というとほとんど同じように思われがちですが、
 業界的には全く別。前述の通り、不動産系の住宅会社は
 設計や施工は下請けに丸投げというケースも珍しくありません。
 そんな会社が丁寧な打ち合わせをできるわけがありません。
 会社の沿革を見て、不動産業からスタートしていると
 こういった傾向がある可能性があります(社名が○○不動産とか)

3)低坪単価をウリにしている
 “坪29.8万円”なんてのを大々的にPRしている住宅会社は、
 とにかく全てにわたってコスト優先。
 コストのかかる打ち合わせをできるだけ省きたいため、
 細かな打ち合わせを嫌います。

4)全てコミコミ価格をウリにしている
 “付帯工事・諸費用まで含めて1800万円”なんていう
 売り出し方をしている住宅会社の建物は、パッケージ商品。
 設備や仕上げなどの仕様もすべて決まっているため、
 変更ができないか、できても割高になります。

5)商品にシリーズ名がついている
 4と同様、シリーズごとに仕様が決まっており、
 変更ができないケースがあります。

6)設備の充実をウリにしている
 食洗機とか床暖房、オール電化といった設備を
 ウリにしている住宅会社は、やはり建売や
 分譲マンションを販売する感覚で家を売っています。
 (標準外の設備を希望すると嫌がります)

7)打ち合わせに設計担当者が出てこない
 間取りの打合せに設計担当者が出てこず、
 営業マンとしかやり取りできない場合、
 フルオーダーの注文住宅を建てるという感覚に乏しいと言えます。

8)詳細な見積が出てこない
 見積の積算というのは結構な手間がかかります。
 坪単価一式で計上している見積は仕様が決まっていて
 追加・変更が難しかったりします。
 また、設計・施工を下請けに丸投げしている可能性もあります。


だいたいこんなところでしょうか。

上記に該当するからと言って、全ての住宅会社が
細かな対応をしてくれない、という訳ではありません。

が、たくさん該当すればするほど、
細かな要望を言うと嫌がる傾向はあるでしょう。

どれも効率優先で、お施主様の
“こだわり”応えられないやり方だからです。

住宅会社選びの参考にしてみて下さい。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『最近のハウスメーカーの営業手法 ~キャンペーンと単価アップ~』
『何社の住宅会社と商談する?』
『役職の高い営業マンなら安心?!』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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