本日は大垣中日ハウジングセンターにて
家づくりのセミナーと個別相談会でした。

セミナーは、午前が
『どれを見る? 自分に合ったモデルハウスの選び方・探し方』
午後が『どう借りる? 住宅ローンのABC』
の二講座で、通しでご参加いただいた方もいました。


また、セミナーの合間には個別相談も実施しましたが、
その中こんなご質問がありました。

「工務店の見積が、内訳のない“一式”見積になっていますが、
 これってどうなのですか?」


間取や設備を変更しても丼勘定で金額が提示されてしまい、
少々不審に思っていらっしゃるよう。


今時めずらしいです。かなり昔気質の工務店ですね。

これだけネットで情報が出回るようになり、
昔のような丼勘定では消費者側の理解を得られません。

たいがいの住宅会社では、程度の差こそあれ
見積の内訳(明細)を提示しれくれるもの。

「こんな工務店、信用できないからお断りだ!」
で済むなら問題ないのですが、
見積以外の対応は信頼できるから迷うのだそう。

さて、どうしたものでしょうか?


一式見積の丼勘定ですが、基本的にはお勧めしません。

内容が不明瞭で、後で「言った、言わない」
といった問題が起こりやすいからです。

が、悪い面だけではありません。

例えば、あまり細かく積算して見積すると、
どうしても金額が高くなりがちなのです。

ある程度は概算で金額を出すことを許容したほうが
良いケースもあります。


また、こういった工務店は職人気質でもあり、意気に感じると
思ってなかったほどのサービスをしてくれることもしばしば。

完成後も家族ぐるみでの付き合いが続くこともよくあります。

あまり細かい点が気にならず、
人情味あふれる付き合いが好きなば、
こういった工務店で家を建てるという選択肢もアリでしょう。

(逆に、細かい点にこだわる人や、いろいろと比較検討したい人は
 止めておいた方が無難です)


ただし! やはりトラブルなどのリスクはあります。

気の良い職人だけに、何かあってもしばらくは
我慢して付き合ってくれますが、一線を越したら
関係修復が不可能なほどもつれる可能性もあります。

そうならないためには、施主の側が先回りして
気になる点をチェックしなければなりません。

相手はプロだからと、ハウスメーカーのような
至れり尽くせりの対応を期待すると、トラブルになります。


例えば、仕上げや設備などの仕様は、
言われなくても自分から確認するようにしたり、
建物以外でかかる付帯工事や諸費用などもしっかり確認しましょう。

また、この手の工務店は、資金計画(住宅ローン)や
税金なども不得手な場合が多いですので、
必要に応じてFPなどの外部の専門家に相談するのもありでしょう。


うまく進めば、極上のの材料を使ったこだわりの家が、
驚くほど安くできる可能性もあります。

パートナーとして工務店の力を引き出せるかも
施主次第といっても良いでしょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『“大手ハウスメーカーだから安心”の落とし穴』
『契約後の予算オーバーを防ぐために』
『知り合いに家を建ててもらう時の注意点』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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