住宅相談センターには、ちょくちょく
HPを見た方からお電話でのご相談が入ります。

例えば、家が建った後のトラブル。

「築1年しかたっていないのに雨が漏りました」
「不具合が発生したのに、住宅会社が直してくれない」

などなど。

住宅相談センターはトラブルを予防するための
コンサルティングを本業としており、
こういったトラブル相談は基本的に業務外。

ただ、困りに困って、ネットでようやく見つけて
お電話いただいたというケースが少なくないため、
できるだけお答えするようにしています。

正直なところ、現場を見たり住宅会社とのやり取りを詳しくお聞きしないと
たいしたことはお話しできないのですが、
それでも参考になったとお礼をおっしゃっていただいています。

(トラブル相談のメニューを用意すればよいのでは?
 という考えもあるかと思いますが、
 住宅会社とのトラブル交渉については
 弁護士法の絡みなどもあり対応できません)


また、やはり頻繁にかかってくるお電話に、
「物件(建売住宅やマンション)を買おうと思っているけれど、
 これだけの金額の物件を買っても大丈夫でしょうか?」

というものがあります。

このところも続けて2件、同じようなお電話がありました。

それも判を押したように
「○○までに(“明日までに”とか“今月中に”とか)決めないと
 いけないので、このお電話で相談できませんか?」

とのこと。


どちらも、営業マンから
「○○までに契約してほしい」
と詰められているようです、が。。。

率直に申し上げて・・・。

このご相談にお電話でお答えするのは無理です!
申し訳ありませんが。

だって、何千万円もする買い物について、
突然見ず知らずの人から相談されて、
「ハイ、大丈夫ですよ」なんて即答できます?!
(↑ちょっと力説しちゃってます)


「〇千万円のローンを組んでも大丈夫でしょうか?」
ということをお聞きになりたいのだと思います。

世間的には「年収の〇倍までなら大丈夫」
なんて目安が言われたりしていますが、そんなのあくまで目安。

組めるローン(というよりも適正に返せるローン)の額は
人によって違います。

ファイナンシャルプランナーとしてその金額を出すのが仕事ですが、
「今なら電話で10分ほど話ができるのですが」
と言われても、さすがにそんな短時間ではお答えできません!


恐らく、軽い気持ちで物件を見に行っただけだったのに、
意外な急展開! ご本人たちも当惑しているのでしょう。

(ちょっと冷静になった方が良いですよ・・・)
(本当にこの物件が気に入っているのですか?)
(ほかにも物件は見ていますか?)

などと言ってあげたいところではあります。

が、いきなりのお電話でそこまで話すのもどんなものでしょう?


こういったお電話では、
「申し訳ありませんが、お電話ではそこまでお答えできません」
「買ってもよい金額の根拠をご提示するには、
 家計のシミュレーション(キャッシュフロー表)を
 作成する必要があります」
「そのためには事前にデータをお送りいただく必要があるのと、
 料金が5000円かかります」

とお答えすると、多くの場合それっきり。

時間が無いのは分かります。

でも、そこに住むのもご自身であれば、
借りた住宅ローンを返すのもご自身。

営業マンが契約を急かすのは当たり前。

人生を大きく左右する買い物で不安に思うのであれば、
営業マンのセールストークに乗せられず、
じっくり自分のペースで検討してみてもよいのではないでしょうか?

ご相談に来社いただくだけでも、冷静になれるもの。

もし検討している間に他人に先を越されたり、値引きが無くなったり
(値引きはほとんどの場合営業トークです)しても、
それはそれで縁が無かったということだと思いますよ。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『頭金の額に迷ったら・・・』
『家や土地を決断すめるための3つのステップ』
『“今月限定キャンペーン”と言われたら?』


テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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