本日は資金・住宅ローン関係のご相談が3組重なりました。
その中で、団体信用生命保険と保証料についてのお話が出ました。

基本的なことであるにも関わらず、
結構混同しやすいので、整理してみたいと思います。


まず、団体信用生命保険。

これは住宅ローンを借りた本人に掛けられる保険で、
万一借入者が死亡や高度障害になった際、
保険金が払われるというもの。

その保険金で住宅ローンが完済されるため、
大黒柱に先立たれた遺族が自宅に住み続けることができます。

民間の金融機関なら保険料は銀行が負担するため、保険料は無料です。

(というか、支払う利息に保険料が含まれているとも言えます。
 また、フラット35では団信はオプションとなり、
 保険料は年払いで支払う必要があります)


そして、保証料。

これは団体信用生命保険が適用されない事情、
例えば会社の倒産で収入が無くなる等しててローン返済が滞ったとき、
保証会社が銀行に立て替えてもらうための費用。

つまり保証料とは連帯保証人になってもらうための費用という訳。

ということは、死亡したり寝たきりになれば保険会社が、
収入がダウンすれば保証会社が、ローンを返してくれる!
バンバンザイ! というとそんなことはありません。

団体信用生命保険は確かに残債がゼロになりますが、
保証会社はあくまでローンの残債を立て替えるだけ。
借主からすれば、支払う先が銀行から保証会社に変わっただけです。


え~、なんだ~。と残念に思う人もいるでしょう。

保証料は前金一括なら数十万円、
(借入額3000万円、返済期間35年で保証料は60万円にもなります)
分割払いなら、返済期間中の金利が0.2%上乗せされます。

それだけ払っても単に立て替えるだけ。
はっきり言って保証料というのは銀行のために払うようなものなのです。

住宅ローンの諸費用には、
事務手数料、保証料、保険料、繰り上げ返済手数料・・・
などなどいろいろ出てきて混乱しがちですが、
その中身はよくご認識くださいね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住宅ローンの金利動向とコンサルティング』
『保証料不要の住宅ローン“保証人扱い”という借り方』
『ガン・三大疾病・八大疾病の団信はココにも注意!』




テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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