先日のご相談で、こんなご質問がありました。
「これから買う家には、自動車用の充電設備が必要なのでしょうか?」

例えば分譲マンションを買ったものの、
プラグインハイブリッドや電気自動車に対応できないと
資産価値が落ちないか?というご心配。


日進月歩で新技術が開発されているので、
いまは最新の設備でもいずれ陳腐化する可能性はあります。

例えば、インターネットの接続。

パソコンやネットの普及で、
どこでもネットが使えるように各居室やリビング・ダイニングなどに
LANポートを設けるようになりました。

でも、最近は無線LANの普及により、設置場所に制約の出るLANポートを
設けないケースも増えています。


・・・という事例からすると、今はプラグインハイブリッドや
電気自動車が最新の自動車として脚光を浴びていますが、
今後どうなるかは分かりません。

これまでのようにガソリン自動車全盛の時代では無くなるのでしょうが、
自動車の動力源には燃料電池車やディーゼルなどいろいろあり、
どれが主流になるのかはまだ予断を許さない状況だそう。

もしかすると、いま自動車用の充電設備を設けておいても
燃料電池車が主流になっていれば、
充電設備は無用の長物になっている可能性もあります。

率直なところ、充電設備なんてものは後付けできますから、
必要になってから取り付ければよいと思います。


ただ、設備関係ではその時のトレンドを追う必要性は低いと思いますが、
建物の性能についてはそうも言ってられません。

例えば、長期優良住宅。

現在は義務付けではありませんが、
近い将来長期優良住宅が標準になる時代が来るでしょう。

そういう点では、多少コストはかかるものの
長期優良住宅の認定を取っておかないと、
新築後わずか数年で“時代遅れ”の家になってしまいかねません。

また、改正省エネ基準も同様。

2020年に最新の省エネ基準が義務化される予定ですが、
まだ義務ではないからと言って基準に満たない家を建ててしまうと、
わずか数年で時代遅れとなるのです。


設備機器は比較的、交換・新設で対応しやすいですが、
省エネ性能は断熱や気密といった
大掛かりな工事が必要になる可能性もあります。

後から多額の費用をかけて改修することを考えれば、
新築時の多少のコスト増など気にならないのではないでしょうか?
(税制優遇や補助金もありますし)

目新しい設備に飛びつくよりは、
基本となる性能にコストをかけることをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『建築物省エネ法は住宅にどう関わる?』
『資産価値の落ちにくい中古マンション選びのポイントは?!』
『太陽光発電の後付けは、耐震性にご注意!』



テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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