本日は住宅ローンのご相談が二組ありました。

お二組とも家づくりが進行中で、
この春に住宅ローンが実行される予定。

どんな住宅ローンを選べば良いのかとのお話しでした。

その中で、変動金利タイプ・固定金利タイプ金利・固定金利期間選択タイプ
のどれがいいでしょう?とのご質問が出ました。


金利タイプによってリスクもリターンも変わるので、
どの金利タイプを選ぶかはとても難しい判断。

特に、今後の金利動向を踏まえて考えたい、という方にとっては
いまのタイミングは最悪!と言って良いほど、金利の先行きが見えません。

なぜかと言えば、まもなく(1月20日)
アメリカのトランプ大統領が就任するから。


下馬評を覆して大統領選に勝利したトランプ氏。

それまでの過激な発言から、
大統領になったらアメリカ経済がおかしくなると思われていました。
(実際、草野もその前提で住宅ローンの金利予想をしていました(^^ゞ)

が、意外や意外、“アメリカ第一主義”が
アメリカ経済を復活させるのではと期待が高り、
すでにアメリカの株やドルも値上がりしています。


裏を返せば、それまで安全資産とみられて人気だった円や日本国債が、
ローリリスク故のローリターンが嫌われ価格が下落するということ。

日本の国債の価格が下がるということは・・・
国債の価格が下がる、すなわち国債の利回りが上がるということ。

それは、住宅ローンの10年固定から
長期の固定金利タイプの金利も上がるということを意味します。

現に、昨年のアメリカ大統領選後、下記の通り
長期金利と固定金利タイプの金利は仲良く上昇しています。

▼▼長期金利(10年モノ国債)の利回り(過去5年)▼▼
長期金利
※三井住友銀行のHPより拝借

▼▼フラット35の金利推移(過去8年)▼▼
フラット35金利
※住宅金融支援機構のHPより拝借

このままいくと、固定金利タイプの住宅ローンの金利が上がる?!


・・・と、ことは単純にはいきません。

トランプ氏の高評価は、多分に期待を含んでいます。
でも、トランプ氏の発想と言えば・・・

「メキシコとの国境に壁を作る」
「在日米軍を撤退させる」
「TPPから離脱」 等々。

最近では、トヨタ自動車のメキシコ工場新設に対して、
撤回要求をしています。相当トンデモナイ?!

だからこそ不況を吹き飛ばすかもしれませんが、
劇薬には副作用が伴いますし、
特大ホームランならず、空振り三振の可能性もあります。

1月20日の大統領就任後、具体的な政策が発表されていくでしょうが、
それらの政策の効果が表れるのは早くても春先以降でしょう。

その間、アメリカや世界の景気がどうなるかは予想できません。


それは、住宅ローンの金利動向も同様。

今春に住宅ローンを実行するという方は、
このような時期に住宅ローン選びをしなければいけないという訳です。

難しい決断を迫られます。

ただ、今の時期が特に先が読めないだけで、
いつだって先のことは分かりません。

分からないことに振り回されるくらいなら、
金利動向などを見て「どうすればトクか」と考えるよりも、
「どうすればリスクを回避できるか」と考えた方が良いのではないでしょうか。

自分が負えるリスクはどれくらいかは、
家計の収支予測(キャッシュフロー表)を作成すれば見えてきます。

こういう時代だからこそ、世相に流されず
自分を見つめ直す必要があります。

キャッシュフロー表作成ご希望の方は、
住宅相談センターまでお知らせ下さいませ。
(って、最後は営業で締めさせていただきます*^v^*)


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『トランプ氏の大統領選当選で、日本の12月の住宅ローン金利が上昇』
『日銀・黒田総裁の金融緩和と住宅ローンの金利動向』
『マイナス金利の影響大! 住宅ローンの借換は今がチャンス?!』



テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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