本日は住宅ローン選びのご相談がありました。

金利タイプ(変動金利タイプ、期間固定金利タイプ、全期間固定金利タイプ)
をどうするかや、どこの銀行が良いかといったお話しです。

このような時、草野は金利上昇リスクをどう考えるかで金利タイプを選び、
選んだ金利タイプの中で最も有利な銀行を探します。


この金利上昇リスクには、二つの要素があります。
一般的には借入後、つまり返済中に金利が上がるリスクのことを指します。

例えば変動金利タイプなら半年ごとに金利が見直されますし、
10年固定金利タイプなら11年目に金利が見直されます。

金利の変動リスクが怖ければ、
できるだけ長期の固定金利にすればよいという訳です。

でも、全期間固定金利タイプを選んだからと言って
それで金利上昇リスクがゼロになる訳ではありません。

それが、住宅ローンを借りるまでの金利上昇リスクです。


住宅ローンというのは、申し込んでから借入実行されるまで
最短でも1~2か月かかります。

これが注文住宅の場合、住宅ローンの実行は
一般的に建物の完成時になります。

そのため、設計時や着工前に申込んでも
ローンが実行されるのは半年後だったりします。

また、工事中のマンションの場合は、
完成が1~2年後なんてこともザラ。

そうすると、申込から実行までの間に、
住宅ローンの金利が上がっている可能性があるのです。


ただ、金利タイプによって、借りるまでの金利上昇リスクは違います。

昨今の金利情勢ですと、景気に連動する変動金利タイプなら
実行時期が数か月から1年程度ずれ込んでも、
その間に金利が上がっているリスクは低いと言えます。

それに対して、毎月金利の変わる10年以上の固定金利タイプについては、
半年も経てば金利が0.5%上がる可能性は十分にあります。

つまり、変動金利タイプは借入前の金利上昇リスクは低いものの
借入後のリスクが高く、逆に長期固定金利タイプは借入後の
金利上昇リスクは低いものの借入前のリスクが高くなる
、と言えます。


本日のご相談者は土地の購入+注文住宅ということで、
住宅ローン選びのリミットは土地の引渡し時。
それまでまだ数か月の時間があります。

ちょうどアメリカ大統領選でトランプ氏が当選して
今後の経済情勢の不透明感が増し、
住宅ローンの金利動向も予測しづらくなっています。

長期固定金利が現在の超低金利で推移すれば有力候補になりますが、
万一長期固定金利が上がってしまった場合、
10年固定金利タイプや変動金利タイプを考えたいとのこと。

いまはおおよその方針の確認だけにとどめ、
タイムリミットのギリギリまで金利情勢をよく見て
最終判断をすることにしました。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『米大統領選トランプ氏当選で、住宅ローン金利はどうなる?!』
『住宅ローンはいつ申込む?』
『ライフプランが読めない時の住宅ローンの選び方』



テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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