アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利!

先週のブログで、半分冗談めかして
「最新の世論調査だと
 トランプ氏がクリントン氏を逆転したらしい?!」

と書いた草野でしたが、いやはやビックリです!

さっそく本日のご相談の中で、
「トランプ氏の当選で、
 これから住宅ローンの金利はどうなるのでしょうか?」

とのご質問がありました。


なかなか難しいご質問です。

日本の住宅ローンの金利といえども、
グローバル化したこの時代においては、
世界の経済情勢の影響を受けます。

在日米軍撤退などトランプ氏の“公約”が実現すれば、
日本の安全保障への不安から
円や日本株・国債が暴落する事態も起こり得ます。

そうすれば、例えば住宅ローンの長期固定金利が
急騰する可能性も否定できません。

とは言え、そんな“突拍子”もない政策が
実現するのかは不透明。

ですので、来年1月にトランプ氏が大統領に就任し、
それ以降の政策を見てみないと、
日本の住宅ローンの金利動向についても何とも言えません。


ただ、それまでの間、おおよそ来春までについては、
敢えて予測できると思われます。

現実には、トランプ氏の大統領選勝利の報を受けて、
世界的に株価が下がるとともにドルも下がり、
逆に米ドルへの不安から日本円が上がっています。

これは世界の投資家が、先行き不透明な経済状況の中で、
リターンは少なくてもリスクの少ない金融商品に
資産を移しているためです。

この中で、日本の住宅ローンの金利はどう動くのか?


まず、変動金利タイプ

変動金利は単純に言ってしまえば、景気に連動します。

トランプ氏の大統領選勝利によって、
すぐに日本の景気が良くなるとは考えられません。

すでに変動金利は長引く不況で記録的低水準になっていますので、
トランプ・ショックの影響とは関係なく、
現在の水準で推移すると思われます。


次に、長期の固定金利タイプ

長期の固定金利は主に日本の
10年物国債の利回り(長期金利)に連動します。

日本の国債は、世界のマーケットの中では
安全資産と見なされていますので、
どちらかといえば国債の価格は上昇する可能性があります。

それは即ち「国債の利回り(長期金利)が下がる」
イコール「固定金利が下がる」ということ。

実際に、6月末のイギリスのEU離脱決定後、
日本の長期金利が下がり、長期固定金利の代表格【フラット35】は
7月・8月と過去最低金利を更新しました。

ただ、日銀が9月の金融政策決定会合で、最大-0.3%まで下がった
長期金利を0%程度まで上げることを決めているため、
トランプ・ショックによる利下げ圧力とのせめぎあいになりそう。


・・・ということで、ここ当面の住宅ローンは
変動金利は現状維持、長期固定金利は現状維持か利下げ傾向で、
急激な高騰は無いというのが現時点での草野の予想となります。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『日銀・黒田総裁の金融緩和と住宅ローンの金利動向』
『世界的経済危機が金利を下げる?! フラット35が金利1%切る!』
『マイナス金利の影響大! 住宅ローンの借換は今がチャンス?!』



テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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