本日は住宅会社選びのご相談をお受けしましたが、
その中で、木造・鉄骨造・コンクリート(RC)造で、
どれくらいコストが変わるのか?
とのご質問をお受けしました。


住宅会社を選ぶ際には、あらかじめどのような家に住みたいかの条件、
すなわち“住宅会社の基準”を固めておく必要があります。

そこで、いろいろと新居のご要望をお聞きしていくのですが、
必ず出てくるのが構造・工法のお話です。

よくご質問が出るのが、木造・鉄骨造・RC造の中で
どれが一番耐震性が高いですか?ということ。

このご質問には、「どの構造工法でも、耐震性に問題ありません」
お答えしています。

材料そのもの強度で見れば、木と鉄、コンクリートでは違いがありますが、
一定の耐震性が確保できるように設計しているので、
理論上は木造だから地震に弱いということにはなりません。


ただ、材料そのものの強度が違うが故に、
木造では作れない大空間・大開口が、
鉄骨造・RC造では作れるということはあります。

例えば、本日のご相談でもできればビルトインガレージが欲しい
とのご要望がありました。そうすると、ガレージの規模によっては
木造よりも鉄骨造などの方が有利になる可能性があります。

では、その際のコストはどうなるの?というのが
冒頭に挙げたご質問です。


端的に答えると、コストは
 木造 < 鉄骨造 < RC造
となります。

どれくらい金額に差が出るかというと、
これはなかなか答えが難しいところ。

坪単価自体が非常にアバウトですし、
建物の建て方によっても単価は変わります。

例えば、木造で大空間・大開口を設けようとしたら、
補強が必要な分、鉄骨造並みのコストになる可能性も否定できません。


ただ、敢えて構造別のコストを坪単価で比較してみると。
(とても乱暴な議論であるのは承知のうえで)

あくまで建物の大きさや設備・仕上げ等のグレードは同等とし、
構造的に特殊なことはしないと想定した場合・・・

鉄骨造は木造の坪単価にプラス10万、
RC造はさらにプラス10万円
といったところでしょうか。

つまり、木造で坪50万円の建物であれば、
鉄骨造で坪60万円、RC造で坪70万円。

延床面積40坪の一般的な規模の住宅であれば、
建物本体価格は木造2000万円、鉄骨造2400万円、
RC造で2800万円となります。


この坪単価は、あくまで同じグレードの建物としていますが、
鉄骨やRCで家を建てる方は設備や仕様をハイグレードにする方も
少なくないため、実際の価格差はもっと出るでしょう。

また、建てる住宅会社によっても坪単価は当然変わってきます。
鉄骨造に不慣れな工務店ならもっと価格は上がるでしょうし、
大手ハウスメーカーならやはりそれなりの経費もかかります。

こんな事情がありますので、構造にあまりこだわりがなく、
コストを抑えたいという方(大多数だと思います)は
必然的に木造で建てることになるという訳です。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『“木造は弱い?!” 地震に強い構造・工法は?』
『注文住宅で予算オーバーしてしまったら』
『建物本体工事には何が含まれる?』



テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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