昨日・一昨日と、住宅事業者向けの勉強会でした。

一昨日は住宅相談センターの主催で、
東京からネクスト・アイズの小野信一社長をお呼びして
今後の住宅業界の動向についてお話しいただきました。


話の根底にあるのは「少子高齢化による家余り」であり、
業界的には「新築住宅から中古住宅へのシフト」は避けられないということ。

これまでの日本は、国を挙げて新築住宅の建築を進めてきましたが、
すでに国は中古住宅の流通活性化への舵を切りつつあります。

そういう環境の中で住宅業界はどうなり、
住宅会社はどうすればよいのか?というお話です。


この「新築から中古へのシフト」を
住宅業界の立場で見ると、どうなるのか?

それは住宅業界が不動産業界に呑み込まれる、
という可能性があるということです。

家を建てるなら住宅業界ですが、すでに中古住宅があるなら

その第一の窓口は不動産屋さんになります。

不動産屋さんのさじ加減一つで、
売買やリフォーム、建て替えがコントロールされてしまう、
すなわち住宅に関する上流を不動産業界に抑えられてしまうという訳です。

その時、住宅業界は不動産業界の下請けになってしまうかもしれない・・・

これ、昨今の空き家の増加や国の政策を見ていると、
あながち夢物語とも言えません。

実際、大手不動産会社では中古住宅の仲介に自社保証を付けるなど、
中古住宅への取り組みを急ピッチで進めています。


ただ、勉強会後の懇親会にて
不動産会社の方とお話ししていたら、興味深い話が。

不動産業界の研修では、しきりに
「これから不動産業界が住宅業界に乗り込まれてしまう」
との話が出ているのだとか。

確かに不動産業界は比較的異業種からの参入がしやすいのに比べ、
不動産業界の人は建築のことはあまり知りません。

そういう点では、住宅業者が不動産業界に大挙して
進出してくると考えるのも理解できる話ではあります。

住宅業界と不動産業界がお互いに警戒しあっているようで、
面白かったとのこと。


住宅業界が不動産業界を呑み込むのか、
その逆になるのかは分かりません。

もしかしたらお互いに進出しあい、
住宅業界と不動産業界が
今よりもさらに融合するのかもしれません。

ただ確実に言えるのは、これからは新築の時代ではなく、
中古住宅の売買やリフォームが中心になるということ。

住宅相談センターでもそんな時代に向けてどうしようか、
検討しているところです。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『混乱気味の“ホームインスペクション”?!』
『なぜ日経新聞一面トップに“中古住宅取引 透明に”の記事が掲載?』
『国交省補助でホームインスペクション実地研修行いました』


テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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