昨日に続き、名義絡みのお話です。

本日のご相談で、親御さんから相続したものの
何も使っていないので、売却をご検討中とのお話しがありました。

土地を遊ばせていても固定資産税などの維持費がかかりますから、
今後も使うアテがないのであれば、売却するのも一つの選択肢。


ただ、その土地は兄弟の共有名義

土地を売却する際には共有者全員の同意が必要ですが、
皆さん高齢で、ほとんど互いの行き来がない上、
あまり仲が良くないそう。

こういう場合、土地を処分する話をしても、
まとまらないばかりか、喧嘩になりかねません。


かといってこのまま何もせず、時間だけが過ぎれば・・・
いずれご兄弟のどなたかがなくなれば相続が発生します。

その子どもが何人もいると共有者が増え、
さらに話がまとまりにくくなるのです。


このように、考えなしに共有名義にしてしまうと、
後で困ることが出てきます。

今回の土地の場合、相続時に揉めないように
兄弟全員で共有名義としたことが、仇となってしまいました。

下手に共有名義で持ち続けるくらいなら、
すぐに売却して現金で分ける手もあるのです。


これは相続に限らず、家や土地を買う時も同様です。

夫婦で資金を出し合った時など、
贈与税の関係で共有名義にすることは珍しくありません。

夫婦の共有名義というは、財産を分散したり、
配偶者に勝手に不動産を処分されなく出来る
などのメリットもあります。


ただ、あまり名義が複雑になると、
将来相続などでややこしくなることがあります。

特に、親から資金援助を受けた時や
親子で二世帯住宅を建てた時など、
相続の時に他の兄弟とトラブルになることもあります。

不動産の名義を決める際は、よく将来のことを考えるとともに
関係者の了解をしっかり取っておくことをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『不動産の名義と持ち分割合って?』
『“家族信託”でイザという時に備える』
『夫婦二人での住宅ローンの借り方』



テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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