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コネは住宅ローンの審査に有効?

本日は資金計画・住宅ローンのご相談が二組重なりました。

その中で、銀行とのコネは住宅ローンの審査で有利になるの?
とのご質問をいただきました。


コネといえば、例えば親戚に銀行員がいたり、
仕事の付き合いで知り合いがいるといった事がありますよね。

特に、不動産会社や住宅会社では、
「支店長と懇意にしているからムリが効く」
なんてことを言ってきたりします。

が、そういったコネは、ほとんど使えないと思っておいた方が良いでしょう。

情報がオープンになりコンプライアンスが厳しくなっている今の時代、
いくら職位が高く権限があっても、個人のさじ加減でどうなるものではありません。
これは仕事の付き合いでなく、親戚といった個人のつながりも同様です。

特に、ネットバンクなど、省力化し本部で
審査を一括して行うような銀行であれば、コネだけでなく
それ以外の細かい事情などもほとんど顧慮されません。

ただ、絶対にコネが使えないかというと、
たしかにコネが使えることも無いことはありません。


例えば提携ローン

これは厳密に言えばコネとは言えないでしょうが、
大手ハウスメーカーやマンションデベロッパーなどで取り扱っています。

法人同士の取り決めとして、その会社で建てたり購入する人を対象に、
特に低い金利での借り入れが出来たり、審査がスピーディーだったりします。

ですので、家を建てたり購入したりする際は、
その会社に提携ローンの扱いが無いかは必ず確認しましょう。

(ちなみに、提携ローンと、単に銀行・担当者を紹介できますよ
 というのは別物ですので、お間違えの無いように)


また、銀行の中には、いまでも住宅ローンの審査を
“アナログ”で行っているところもあります。

業界の趨勢としては、住宅ローンの審査は
できるだけシステム化する方向にありますが、
中には今でも審査担当者の裁量の余地が大きい銀行もあります。

そういった銀行なら、他行では難しいローンでも通せることがあります。


最近も、草野のご相談者で勤続年数などの事情で
一度ローン審査に通らなかった方を、“あるルート”を使って
根回ししたところ、無事に審査に通った事例があります。

これまで住宅相談センターで受けたたくさんのご相談や
たくさんの金融機関との付き合いが、イザという時に活きたという訳です。


ただ、間違えてはいけないのは、
通しようがない審査をコネで通したのではなく、
あくまで審査を通すための材料があったという点。

ムリなものは無理。

住宅相談センターにご相談いただければ、
難しいローンを通したり、破格の条件での借入できたりしますが、
だからどんなローンでも通せる訳では無いのです。

大見得を切ってしまえば、住宅相談センターで通せないローンなら、
家づくりの計画を見直した方が身のためでしょう?!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住宅ローンはいくつも申し込んで良い?』
『ローン選び・住宅会社選び・建築中の検査 まとめてご相談下さい!』
『個人信用情報には誤りがある?!』



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