先日、ホームインスペクター(住宅診断士)の
勉強会に参加しました。

テーマは“塗装”

外壁や屋根などの塗装について、
塗装屋さんや塗料メーカーの方から
トラブル事例などをお聞きしました。


やっぱり、塗装の世界も奥が深い!

塗る素材や場所によって使う塗料が違うのは当然のこと、
塗る塗料も下地調整から始まり、下塗り(シーラー)、
中塗り(主材)、上塗り(トップコート)と、
いくつもの塗料が出てきます。

それぞれの使い方や塗料同士の相性が悪かったりすると、
とたんに塗りムラ、変色、剥がれ等のトラブルが発生するのです。

新築住宅の瑕疵保険における瑕疵の9割が
“雨漏れ”というデータがあります。

これは、住宅において外壁や屋根の施工が重要であり、
その最後の仕上げの塗装も重要であるということを意味します。

塗装屋さんが “塗装業界はクレーム産業”
自嘲気味に仰っていたのも分かる気がします。


塗装のトラブル原因はいろいろありますが、まとめてみると
 ・保管方法が悪く、塗料が劣化した
 ・塗料の混ぜ方が足りなかった
 ・塗料の選択・組合せが悪かった
 ・二度塗りすべきところを一度塗りで済ませていた

となります。

それでは、施主の側とすれば、どうすれば防げるのか?
って、それがなかなか難しいところ。

上記のトラブル原因を防ごうと思おうと、
非常に専門的な知識が必要になるからです。

例えば、塗料の混ぜ方を見てみましょう。


強い塗膜を作れる塗料に、「二液反応硬化塗料」があります。

これは主剤と硬化剤を混ぜて使用するのですが、
その混ぜ方が足りないと塗膜が不完全になり、
早く劣化してしまいます。

混ぜ具合くらい見れば分かるだろうと思うかもしれません。

が、硬化剤は無色透明。
見ただけではちゃんと混ざったか分からないのです。

これは職人さんを信用するしかない?!


塗装屋さんが言っていましたが、
「職人歴20年でも、後で見て
 塗料を何ミクロン塗ったかは分からない」

のだそう。

塗ってすぐはきれいに見えても、
塗った材料によって耐久性もまったく違います。

当然金額が安い塗料ほど早く痛みます。

値段の安さだけ見てしまうと、
“安かろう、悪かろう”で後悔することも。

いったん塗ってしまった塗装を全て剥がして塗り直すには、
まっさらな状態から塗るのに比べて10倍もの費用がかかるそう。

これはもう、信用できる塗装屋さんに頼むのが
手っ取り早いトラブルを回避法なのかもしれませんね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『外壁施工時の注意点』
『瑕疵は2種類ある・・・ こだわりの家を確実に実現するために』
『瑕疵事故の9割近くを防ぐ、雨漏り対策』



テーマ:家を建てる
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