本日は住宅ローンのご相談がありましたが、
その中でフラット35の手数料についてのお話しが出ました。


住宅ローンを借りるにあたっては、
保証料や登記費用など、諸費用がいろいろかかります。

事務手数料もその一つ。

ただ、普通の民間金融間の場合、
事務手数料はせいぜい3万~5万円程度と、
諸費用全体から見れば大した金額ではありません。

でも、フラット35の場合はそうではないのです。
例えば、手数料が“借入額の2.16%”かかったりします。

つまり、3000万円の借入であれば、
手数料が64.8万円もかかってしまうのです。
(金融機関によって料率や金額は変わります)

意外と高いって?!


フラット35のウリの一つが“保証料不用”。

でも、せっかく諸費用が抑えられると思ったら、
予想外の手数料がかかってしまうというワケです。

自己資金があまりないので、諸費用を抑えたかったのに・・・
ということもあるかもしれません。

実は、そんな時に手数料を抑えることもできるのです。
それが、手数料の“定額型”と呼ばれる商品。


前述の“借入額の2.16%”というのは、
手数料“定率型”と呼ばれる商品。

手数料が借入額に合わせて増減しますので、
借入額が増えるほど手数料も増えていくことになります。

手数料は借入時に一括払いですので、金融機関側にとっては
利益を前金で確保できるメリットがあります。

その分、金利を低く設定できるのです。

“業界最低金利”等と謳っている金融機関は、
全てこの“定率型”の商品と言って良いでしょう。


逆に手数料“定額型”の商品は、民間の住宅ローン同様
借入額に関係なく、手数料は3万円とか5万円などの定額

“それはオイシイ!”かといえば、そんなことはありません。
手数料が低い分、金利が高くなるのです。

金融機関としては、手数料が低い分、それ以外に収益を
求めなければいけませんので、その分金利が上乗せされるのです。


これは、民間金融機関の“保証料”と同じ関係になります。

通常、保証料は前金一括ですが、
金利に上乗せすることで分割払いをすることも可能です。

イニシャルコスト(手数料、保証料)を抑えるか、
ランニングコスト(金利・利息)を抑えるかということ。

支払い総額でいえば、基本的に前金一括払い(手数料定率型)の方が
おトクですが、初期費用を抑えたいときには
金利上乗せ(手数料定額型)を検討しても良いでしょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『フラット35は、金融機関によって“温度差”が大きい』
『住宅ローン選びで、銀行を決める前にやるべきこと』
『意外と大きな出費 住宅ローンの保証料』



テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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