昨日は、新築住宅の完成検査
(ホームインスペクション)に行ってきました。


いい現場には、たいがい“いい現場監督”がいるもの。

この現場も同様で、監督さんが検査に立ち会うだけでなく、
職人さんも同席させて、指摘箇所はその場で手直しいただきました。

もともと丁寧な現場でしたが、お施主様には
気持ちよく新居に入居していただけそうです。


いい現場監督さんというのは、検査を受けるだけでなく、
「どんな検査をやっているのだろう」と
逆に検査の様子を観察しています。

さらに、機材や検査内容について質問を受けることもあります。

もしかしたら、今後の監督業務の参考に
しようと思っているのかもしれません。

今回も、ユニットバスの点検口を外して浴室の天井裏を検査していたら、
監督さんから「何を見ているのですか?」との質問をいただきました。


浴室の天井裏についても、断熱材やボードの施工状況など、
何点かチェックポイントがあります。

が、一番気になるのが何なのかというと、コチラ!

浴室換気扇

今回の現場では問題が無かったので
別の現場の写真をご覧いただきましたが、
換気扇の排気ダクトがつながっていないのです。

これだと浴室の湿気がスムーズに排出されず、
天井裏にこもってしまうことになります。

エッ?!そんなことってあるの?
と思う方もいるでしょうが、意外とあります。

これには施工の工程が影響しています。


ユニットバス、及び換気扇は設備業者が取り付けます。

設備業者からすると、“設置”すれば仕事は完了、
あとは大工さんがやるだろう、と考えます。

でも、大工さんからすると、換気扇の排気ダクトの取り付けは
設備業者がやっているだろう、と考えます。

しかも現場は天井裏で、わざわざ覗かない限り
どうなっているか分かりません。

本来、施工管理は現場監督の仕事で、
誰が何を施工するのか指示するのも監督さん。

でも、監督さんがうっかりしていると
誰が施工するのか“エアポケット”となり、
結果的にダクトの取り付け忘れが発生するのです。

・・・といった点までチェックするとお話ししたら、
監督さんからは住宅相談センターの検査について
「すごい細かいところまでチェックしてますね」
と仰っていただきました。


ちなみに、実際に建物の検査をしていると、ダクトの取り付け忘れは
100件の現場があったら2~3件は発生するという感じでしょうか。

今回検査した建物はしっかりした監督さんでしたので
こんなうっかりミスはありませんでした。

でも、あなたのお住まいは大丈夫?
一度チェックしてみることをおススメします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『これって何のマーク? 基礎配筋検査にて』
『制度として確立されつつあるホームインスペクション』
『外壁施工時の注意点』



テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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