本日、フラット35Sの金利引下げ幅の
0.3%から0.6%への拡大がスタートしました。

長期金利(10年モノ国債の利回り)の記録的低下により、
フラット35も今月過去最低を更新し、
35年固定金利タイプが1.37%。

そこにフラット35Sだと0.6%の引下げで
当初5年もしくは10年間が0.77%!!

いったいナントいうことでしょう?!


ただ、注意も必要。

まず、今回の引下げ幅拡大は、国の緊急経済対策の一環ということ。

そのため一定の予算枠があり、
それを使い切ったら引下げ幅拡大も終了します。

春から夏にかけては大丈夫でしょうが、
それ以降については予算が残っているかはなんともいえません。

これから申し込む分については、枠が確保されますので、
もしフラット35Sの利用を考えているのなら、
早めに申込をした方が良いでしょう。


また、フラット35Sの金利引下げ分は、
国の税金が投入されています。

そのため通常の住宅よりも省エネや耐震といった
性能を上げる必要があります。

大手ハウスメーカーでは標準で対応していたりしますが、
地場の工務店だとオプション扱いになっていたり、
対応が難しいこともありますので、事前の確認をお勧めします。


さらに、フラット35には団体信用生命保険が付いておらず、
オプション扱い。保険料(特約料)は年払いとなります。

そのため、金利換算でいうと0.358%が
上乗せされると思っておいて下さい。


あと、フラット35の金利が確定するのは
ローンの実行時という点も押さえておきたいところ。

たとえいま低金利であっても、建物の完成まで間が空くと、
その間に金利が上がっていることもあり得ます。

現に、1月の長期金利の低下によって2月のフラット35の金利は
過去最低となりましたが、その後長期金利は若干上昇しています。

フラット35の金利は、過去には1ヶ月で0.2%、
半年で0.5%上下したこともありました。


といった注意点があるものの、住宅ローンを借りる側からすると
たしかにこの引下げ幅拡大は非常に魅力的。

本日、ある銀行の住宅ローン担当者と話をしたときも、
「かなりのインパクトですよね」という言葉が出てきましたが、
何らかの対抗措置を取る民間金融機関も出てくるでしょう。

いま家を建てる人にとっては、
ホントに絶好のタイミングとなっています。
(ちなみに、フラット35Sは借換には利用できません)


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『年の途中でフラット35から借り換えたら、団信特約料はどうなる?』
『2015年2月の住宅ローン金利 ~フラット35がついに1.37%!~』
『フラット35借りるなら、やっぱり“S”でしょ!』



テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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