昨日は二世帯住宅の住宅ローンのご相談がありました。

二世帯住宅というのは
二つの世帯が助け合って暮らすことができるため、
おカネの面だけでなく、様々なメリットがあります。

また、二世帯住宅は、建物の作り方次第で
単世帯よりも有利に税制優遇を受けることができるようになります。

ただ、やり方によっては税制優遇が使えなかったり、
住宅ローンが借りられなくなったりします。


エッ?! 住宅ローンが借りられない?
と言うとビックリするかもしれませんが、
これは完全分離の二世帯住宅の場合に起こる可能性があります。

完全分離の二世帯住宅の場合、区分登記共有(単独)登記
どちらかを選べるケースがあります。

中には、不動産取得税や固定資産税を2倍受けるために
区分登記をするケースもあります。


この区分登記というのは、マンションのように
建物は1棟でも、親世帯・子世帯をそれぞれ
別の住戸とみなし、別々に登記すること。

だから、それぞれで税制優遇を受けられ、
1棟で登記(共有・単独登記)した場合に比べて
2倍の税制優遇を受けられるという訳なのです。


このような住宅でローンを組もうと思ったら、どうなるか?

登記上は別々の住宅なのだから、
例えば子世帯の部分だけで住宅ローンを組んでみたとします。

でも、実態は1棟の戸建て住宅。

万一、子世帯の住宅ローンが返せなくなって売却しようとしても、
半分親世帯が住んでいるため買い手が見つかりにくいのです。

それは、銀行にとっては担保価値が低いことを意味し、
住宅ローンを組むのはかなり困難なのです。


とは言え、区分登記の二世帯住宅に対する扱いは銀行によって違い、
中には区分登記でも融資してくれる銀行もあります。

ただ、税制改正によって、
いま一番税制優遇が受けられる二世帯住宅の登記の仕方は
完全分離にして共有・単独登記にすること。

そういう点では、税制優遇で不利なうえ、
住宅ローンの選択肢を狭める区分登記を選択する必要性は
かなり低いということになります。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『ガン保障が無料で付いてくる住宅ローンがある』
『二世帯住宅にフラット35の親子リレーローン』
『二世帯住宅を建てる際には床面積にご注意を?!』

テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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