本日は土地の購入+注文住宅をお考えの方からの
住宅ローン相談が2組重なりました。


本来、住宅ローンとは
住宅という“担保”が出来た時点で実行されるもの。

そのため、建売住宅やマンションのように
完成している物件を購入するのであれば、
多少の手付金が用意できれば、あとの支払いは
引渡し時に住宅ローンを実行すれば、それで済みます。

でも、土地+注文住宅というのは、土地の契約時・引渡し時、
建物の契約時・着工時・上棟時・完成時などと支払いが細かく分かれるため、
資金計画や住宅ローン選びが格段に難しくなります。


例えば、民間の住宅ローンであれば、
たいていは土地の引渡し時に
土地の分の住宅ローンを実行してくれます。

そして、建物は建物で住宅ローンを別に組むのが一般的。

でも、フラット35の場合は、
土地の購入費用も融資の対象になっているものの、
ローンの実行はあくまで建物の完成時。

ですので、民間の住宅ローンと違い、
土地の支払いはつなぎ融資を利用することになります。


この場合の留意点の一つに、
金利が確定するタイミングがあります。

一般的に住宅ローンの金利が決まるのは、
住宅ローンの実行時。

そのため、民間の住宅ローンであれば、
土地の分の住宅ローンは土地の引渡し時に確定します。

逆にフラット35であれば、金利が確定するのは
土地も建物も建物完成時となります。

この違いは、どのように影響するのでしょうか?


例えば10月現在、フラット35の金利は
返済期間20年超で1.65%と過去最低を記録しており、
同様に民間の住宅ローンも過去最低水準となっています。
今月の住宅ローンの金利動向はコチラ

でも、長期金利(日本の10年もの国債の利回り)は
8月末に0.5%を切った後、上昇傾向が見られます。

そのため、場合によれば今後長期の固定金利タイプを中心に、
住宅ローンの金利が上がる可能性もゼロではありません。

そのように金利が低かったり、今後上昇が予想される場合は、
民間の住宅ローンを利用すると、土地の分だけでも
低い金利で住宅ローンを借りることができます。

逆に今後金利の下降局面になるのであれば、
フラット35であれば金利が下がった時点で
借入れすることができるかもしれません。


とは言え、金利動向を予測するのは、
ハッキリ言って非常に難しいこと。

ですので、本日の当ブログは、
金利動向を踏まえて金利タイプを選ぶというよりも、
「金利が決まる時期も把握したうえで住宅ローンを選ぶ」
という風にご理解下さいませ。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『“低金利のうちに工事の契約をしましょう”はアリか?!』
『注文住宅の中間金の借入は、つなぎ融資だけではない』
『分かりにくい、住宅ローンの手数料』




テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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