昨日はリフォームの現場打合せのあと、
夕方にリノベーション住宅推進協議会主催の
事業者向けセミナーに参加しました。


リフォームリノベーション

既存の建物を改修するという点では同じで、
工事規模の大小で区別されることもありますが、
その意味合いは全く違います。

昨日のセミナーでは、
【リフォーム】新築当時の状態に戻ること
【リノベーション】新築当時と違う次元の価値を付加すること

といった説明がありました。

ですので、全面的に内装や設備を取り換え、
場合によれば間取りをいじっても、新築当時と
暮らし勝手や性能などがほとんど変わらなければ、
リノベーションではなく“全面リフォーム”となる訳です。


セミナーでは、リノベーションの実例がいくつか紹介されていましたが、
そこに見られる共通のキーワードが、“ライフスタイル”

中古住宅を購入してのリノベーションであれば、
購入費用を安く抑えた分、費用を多目にかけて
自分好みの間取りにリノベーションしたり。

これまで住んでいた住宅のリノベーションであれば、
家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、
間取りを大きく変更したり。

要は、理想の暮らしを実現する手法として、
リノベーションが提案されていました。


講師の一人、ブルースタジオの石井健さんは、
リノベーションを“住まいの編集”と表現していました。

すでにある素材=建物を、住む人のこだわりや
ライフスタイルに合わせて再構成するということなのでしょう。

その際に大事なのは、建築やコスト、デザインなど、
それぞれ単体しか見ないのではなく、
全体をトータルにコーディネートすることであり、
そのためにはコンサルタントが重要とのこと。


これはまさにその通りで、リノベーションだけでなく
新築住宅にも当てはまると言えます。

ただ、リノベーションという新しい手法を選ぶ人は、
暮らし方にこだわり持つ人が多く、そういう人たちには
“リノベーション=こだわりの実現”というのは
ダイレクトに伝わりやすいのでしょう。

実際、“新しい”というこだわりを取ってしまえば、
すでに形ある中古住宅を自分好みにカスタマイズする方が、
安価にこだわりを実現できると言えます。


少子高齢化による空家増加を背景に、
国も中古住宅の流通活性化を施策として進めていますし、
ライフスタイルも多様化の時代です。

中古住宅のリノベーションは、
いまはこだわりの強い一部の人向けという印象がありますが、
これからは家づくりの選択肢として一般的になるのでしょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『リフォームのメリットを最大限に活かすには』
『家づくりはライフスタイルをトータルに踏まえて』
『見た目に騙されない! 中古住宅はリフォーム前に検査を』



テーマ:住まい リフォーム
ジャンル:ライフ
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