昨日は、ホームインスペクター(住宅診断士)の勉強会で、
住宅の耐震についてのお話しを聞きました。

その中で、後付の太陽光発電耐震性の話しが出ました。


太陽光発電は、発電した電力の買取制度や原発問題などから、
設置するのがブームになっていて、
住宅の新築時には多くの人が設置するかを検討しています。
(実際に設置するかは別として)

これはすでに家が完成している人も同様。

新築時には設置していなくても後から導入する人も増え、
最近では家電量販店やホームセンターなどでも
太陽光発電の設置を扱うようになっています。

ただ、太陽光発電の設置業者の中には、
太陽光発電のことしか知らなかったり、
単なる取り次ぎしかできない業者もあります。

そうした業者は建物のことが分からないため、
施工ミスによる雨漏りなどのトラブルが起こっています。

そして、太陽光発電を後から設置したことで、
建物の耐震性が悪化することもあるのです。


住宅の耐震性は、
 ・壁や柱
 ・基礎の鉄筋
 ・耐震金物

などによって改善もすれば悪化もしますが、
“屋根の重量”というのも意外と大きな要素になります。

頭でっかちだと、柱や壁への負担も増し、
地震の揺れを増幅させてしまうからです。

太陽光発電という“荷重”を屋根に載せることで、
建物への負荷がかかり、耐震性が悪くなるという訳です。


これは耐震性の良くない古い住宅はもとより、
比較的築年数の新しい住宅であっても同様。

新築時に太陽光発電の設置を考慮せずに設計していると、
その状態なら問題がなくても、太陽光発電を
追加で設置することで耐震性が低下する可能性があります。

リフォームで太陽光発電の設置する際は、
建物の状況によっては、軽量な屋根材への交換や
耐震改修なども合わせて検討してみてください。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『見た目に騙されない! 中古住宅はリフォーム前に検査を』
『リフォーム減税はややこしい?!』
『“住宅ローンの借換えで、太陽光発電がタダで付けられる”は本当か?』


テーマ:太陽光発電
ジャンル:ライフ
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