昨日、名古屋市内の住宅会社社長が消費税脱税の疑いで
逮捕されましたが、この件でご質問がありました。


報道によると、脱税の考え方は以下の通り。

建売住宅の売買代金は土地+建物の合計となりますが、
このうち建物には消費税がかかるものの、土地にはかかりません。

そこで、売買金額は変わらなくても、土地の代金の割合を上げれば、
建物の代金が下がる、すなわち消費税額が下がるというもの。


ご質問というのは、これが脱税に当たるのか?というもの。

建売や中古住宅の売買時、土地代をいくらにしようが
合理的な理由があれば問題にされません。

そのため、土地代を上げた分、
建物の金額を下げるケースもあり得るからです。

そこで報道をよく見直したところ、
今回脱税とされたのは別の理由のよう。


どうやら、この住宅会社は
単順に土地と建物の金額の割合を調整したのでは無く、
消費税申告時の建物金額を実際の売買時よりも下げた模様。

顧客からすれば、高い売買価格に対して高い消費税を払ったものの、
申告時には低い売買価格に対して低い消費税が納められるため、
差額分を住宅会社が懐に入れた・・・

そういうことのようですが、
真相は検察の捜査で分かることでしょう。


それはともかく、建売住宅を購入する際、総額は分かっても
土地と建物の内訳が分からない場合があります。

そんな時は、売買契約書の消費税の金額を見て下さい。

消費税は建物にしかかかりませんから、
そこから割り戻せば建物の金額が分かりますヨ。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『建売と建築条件付土地と注文住宅』
『消費税増税の取扱 ~住宅会社の場合~』
『不動産仲介手数料3%+6万円の“6万円”って何?!』


テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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