将来を見越して間取りを考える 書斎の場合
先日、間取りのご相談があり
プランを拝見しながらお話しをしました。
家というのは“暮らしを包む器”です。
そこで、家族構成や、普段の暮らし方をお聞きしながら、
ご相談者と一緒にそのプランを見直していきます。
例えば、料理は何人でする? 食事は家族揃って食べる?
それともバラバラに食べることが多い?
洗濯は朝するのか、それとも夜? 等など・・・
暮らし方を突き詰めれば、それだけ
暮らしに合った間取りになっていきます。
が、その際に気をつけたいのが、
“いまの暮らし方”に注目するがあまり、
“将来の暮らし”に不具合が発生することがあるという点。
子どもが大きくなれば暮らし方も変わるように、
家族の暮らしは今と将来とでは変わります。
その変化に間取りがついていけないと、
我慢して暮らすか、そうでなければ
リフォームする羽目になってしまうのです。
逆に、将来の家族の変化を見越して間取りを考えれば、
いつでも快適に暮らすことができるようになります。
それだけではなく、いつ、どんなスペースが必要かが分かるため、
ムダな部屋を無くして建築コストを抑えることもできます。
例えば、先日のご相談で挙がったのが、ご主人の書斎スペース。
書斎は欲しいけれど、専用のスペースが確保できないこともあります。
でも、子どもが小さいうちは1階の和室で家族川の字で寝るので、
2階の子ども部屋は空いているので、そこを書斎がわりにできます。
逆に子どもが大きくなって個室を使うようになったら、
1階の和室を書斎代りにすることができます。
そのために、あらかじめ和室の一角を掘りごたつのようにして
造りつけのカウンターを設けておいてもよいでしょうし、
和室ではなく洋室にしておいてもよいかもしれません。
このように先を見越して計画すれば、
面積や費用を抑えて“自分の城”を持てるというワケです。
これは書斎だけではありません。
例えば、将来、子どもをもう一人つくりたかったり、
親と同居する可能性がある場合など、
いろいろなケースが想定できます。
そのときになって慌てないように、間取りを考える際は、
家族の将来像(ライフプラン)をよく考えてみてください。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『家づくりは暮らしづくり! 生ゴミを外に出す頻度は?』
『ライフプランに迷ったら・・・ 複数のシミュレーションを!』
『窓も適材適所 書斎の窓の考え方』
プランを拝見しながらお話しをしました。
家というのは“暮らしを包む器”です。
そこで、家族構成や、普段の暮らし方をお聞きしながら、
ご相談者と一緒にそのプランを見直していきます。
例えば、料理は何人でする? 食事は家族揃って食べる?
それともバラバラに食べることが多い?
洗濯は朝するのか、それとも夜? 等など・・・
暮らし方を突き詰めれば、それだけ
暮らしに合った間取りになっていきます。
が、その際に気をつけたいのが、
“いまの暮らし方”に注目するがあまり、
“将来の暮らし”に不具合が発生することがあるという点。
子どもが大きくなれば暮らし方も変わるように、
家族の暮らしは今と将来とでは変わります。
その変化に間取りがついていけないと、
我慢して暮らすか、そうでなければ
リフォームする羽目になってしまうのです。
逆に、将来の家族の変化を見越して間取りを考えれば、
いつでも快適に暮らすことができるようになります。
それだけではなく、いつ、どんなスペースが必要かが分かるため、
ムダな部屋を無くして建築コストを抑えることもできます。
例えば、先日のご相談で挙がったのが、ご主人の書斎スペース。
書斎は欲しいけれど、専用のスペースが確保できないこともあります。
でも、子どもが小さいうちは1階の和室で家族川の字で寝るので、
2階の子ども部屋は空いているので、そこを書斎がわりにできます。
逆に子どもが大きくなって個室を使うようになったら、
1階の和室を書斎代りにすることができます。
そのために、あらかじめ和室の一角を掘りごたつのようにして
造りつけのカウンターを設けておいてもよいでしょうし、
和室ではなく洋室にしておいてもよいかもしれません。
このように先を見越して計画すれば、
面積や費用を抑えて“自分の城”を持てるというワケです。
これは書斎だけではありません。
例えば、将来、子どもをもう一人つくりたかったり、
親と同居する可能性がある場合など、
いろいろなケースが想定できます。
そのときになって慌てないように、間取りを考える際は、
家族の将来像(ライフプラン)をよく考えてみてください。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『家づくりは暮らしづくり! 生ゴミを外に出す頻度は?』
『ライフプランに迷ったら・・・ 複数のシミュレーションを!』
『窓も適材適所 書斎の窓の考え方』
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