通風や採光が取れないとき・・・ 欄間はいかが?
昨日は、間取りのご相談が重なり、
“通風”や“採光”について同じような話題が出ました。
風通しを良くするためには、
風の出入り口を2箇所作ることがセオリーですが、
間取りによっては難しいことも珍しくありません。
例えば、3つの部屋が並んでいる場合、
両端の2部屋は角部屋なので窓を2方向に取れますが、
真ん中の部屋は窓が1方向しか取れなかったりします。
また、面積の大きな家の場合、廊下が屋外に面せず、
日中でも陽が入らずに暗くなるということもあります。
そこでお話ししたのが、欄間(ランマ)。
欄間とは、室内の壁の上のほう、
天井と鴨居の間に設ける横長の建具のこと。
昔の日本家屋でよく見られ、
格子や彫刻など凝った装飾を施されたものもあります。
▼▼草野家の欄間▼▼

開閉すれば、壁の上方で隣の部屋や廊下とつながるので、
部屋としての独立性は確保したいけれど、
通風・採光を取りたいというときに打ってつけです。
上記の写真のような、昔ながらの欄間の似合う住宅は
現代ではあまり無いでしょうが、
今風の住宅にも合う欄間は、市販品にもあります。
特に、壁の上に欄間を設けると構造的に制約が出ることもあるため、
下記の写真のように、ドアなどの建具の上に設けるのがお手軽。
▼▼ドアの上の欄間(LIXILさんのHPより)▼▼

材質も選べるので、採光目的なら
ガラスやアクリル板などの透明な素材を使えば、
開閉しなくても採光がとれます。
開閉できるようにする場合でも、
中軸回転や引戸、格子状など、開閉方法も選べます。
通風・採光が気になる場所があったら、
検討材料に挙げることをお勧めします。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『平面図だけで間取りは分かりません。展開図も確認を』
『窓も適材適所 書斎の窓の考え方』
『間取りのチェック法 ~建具~』
“通風”や“採光”について同じような話題が出ました。
風通しを良くするためには、
風の出入り口を2箇所作ることがセオリーですが、
間取りによっては難しいことも珍しくありません。
例えば、3つの部屋が並んでいる場合、
両端の2部屋は角部屋なので窓を2方向に取れますが、
真ん中の部屋は窓が1方向しか取れなかったりします。
また、面積の大きな家の場合、廊下が屋外に面せず、
日中でも陽が入らずに暗くなるということもあります。
そこでお話ししたのが、欄間(ランマ)。
欄間とは、室内の壁の上のほう、
天井と鴨居の間に設ける横長の建具のこと。
昔の日本家屋でよく見られ、
格子や彫刻など凝った装飾を施されたものもあります。
▼▼草野家の欄間▼▼

開閉すれば、壁の上方で隣の部屋や廊下とつながるので、
部屋としての独立性は確保したいけれど、
通風・採光を取りたいというときに打ってつけです。
上記の写真のような、昔ながらの欄間の似合う住宅は
現代ではあまり無いでしょうが、
今風の住宅にも合う欄間は、市販品にもあります。
特に、壁の上に欄間を設けると構造的に制約が出ることもあるため、
下記の写真のように、ドアなどの建具の上に設けるのがお手軽。
▼▼ドアの上の欄間(LIXILさんのHPより)▼▼

材質も選べるので、採光目的なら
ガラスやアクリル板などの透明な素材を使えば、
開閉しなくても採光がとれます。
開閉できるようにする場合でも、
中軸回転や引戸、格子状など、開閉方法も選べます。
通風・採光が気になる場所があったら、
検討材料に挙げることをお勧めします。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『平面図だけで間取りは分かりません。展開図も確認を』
『窓も適材適所 書斎の窓の考え方』
『間取りのチェック法 ~建具~』
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