昨日ご紹介した「家は、新築時が100点ではない」という言葉。

昨日の当ブログでは、使用する建材によって
年月を経るほどに建物の風合いが増すという点からご説明しました。

本日は、もう一つの点、暮らし方の点から見てみます。


家づくりの際、暮らしやすい間取りにしたい
と思うのは、当然のこと。

そうやってつくり上げた我が家は、
身の丈に合って暮らしやすいことでしょう。
数年間は・・・


子どもは成長し、大人はいずれ年老います。

新築時は家族にとって最高でも、
子どもの進学や就職など家族に変化が生まれたとたん、
その変化に家が対応できず、住みにくくなることがあるのです。

完璧な間取りにしようという想いが強すぎると、
いまの暮らしを快適にすることばかりに目を向かせてしまい、
将来の暮らし方への想像力を奪ってしまうからです。


家というのは、暮らしを包み込む器です。

家族の変化に対応できる家を建てるためには
新築時だけではなく、将来、家族がどのようになっているか、
もしくはなりたいかをイメージする必要があります。

先日お話しした住宅会社の方も、
「家づくりの際は、10年先を見越すことが必要」
と仰っていました。


ただ、これがなかなか難しいところ。

例えば老後の暮らしに備えてバリアフリーにしようとしても、
手すりの設置や段差を解消するだけで良いのか、
車椅子対応にするのかによって、間取りは変わってきます。

いつ使うか分からないものを作るのは過剰設備とも言えますし、
そもそも車椅子が必要になったら施設に入るという考えもあります。

ですので将来の家族や暮らしをイメージすると言うのは
簡単なものではなく、時間がかかって当然です。


そういう点でも、家づくりは慌てないことをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『家づくりは暮らしのリセット! いかに新しい暮らしをイメージするか』
『今必要なバリアフリーと将来必要になるバリアフリー』
『家族の成長に合った子ども部屋の考え方』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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