昨日は、ご相談者と一緒に住宅会社を訪問しました。

住宅会社自身の自己紹介や家づくりに対する考え方、
事例など、いろいろなお話しが出ましたが、
その中で印象的な言葉がありました。

それは「家は、新築時が100点ではない」というもの。

これにはいろいろな意味が込められていますが、
使う材料という点でご説明したいと思います。


住宅の材料は、 “新建材”“自然素材”
二つに大きく分けられます。

新建材は集成材やビニールクロスなど
自然素材は無垢の柱や珪藻土などが代表格。


新建材は工業技術を活かして開発されたもので、
部材のバラつきや経年変化による狂いが少ないのが特徴。

一般的に自然素材よりも低コストで、
施工やメンテナンスもラクと言われています。

ただ、工業製品のため、使い込んでも味わいが出ない、
というか単に汚れて古びて見えてしまいます。

そのため、常に新築時のピカピカな状態を保ちたい場合、
定期的な交換などのメンテナンスが必要になります。


逆に、自然素材はまさに“天然モノ”のため、
部材のバラつきは当たり前で扱いが難しく、
経年変化で反ったり割れたりします。

その代わり、割れや傷も“味わい”になり、
建物の竣工時から年月を経ることで、
家が“熟成”する楽しみがあると言えます。


これは一長一短。

コストや扱いやすさ、風合いなどいろいろな要素があり、
どちらをとるかはその人の価値観によります。

ただ、新建材は新築時が100点で、それ以降は
いかに点数が下がるのを防ぐのかということになるのに対し、
自然素材は使い込むにつれて風合いが増すと言えます。


自然素材はコストや手間がかかります。

でも、その手間を惜しまず、むしろ楽しめるのなら、
家に対する“愛着”が深まるという点からも
自然素材の採用を検討することをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『築70年の古民家シェアハウス』
『家の真価は住み始めてから分かる』
『無垢フローリングの良さ』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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