不動産探しは、事前の準備が重要

昨日、建売住宅購入のご相談の中で、
不動産会社が契約を急かすという話しが出ました。


土地や建売・中古住宅を検討していると、不動産会社の営業マンが
「この物件は人気で、ほかにも検討している人がたくさんいます。
　早く決めないと売れてしまいます」
と言ってくることがよくあります。

これは早く契約して欲しいという営業トークであるのは確かで、
ほかに購入希望者がいようがいまいがお構い無しということも
珍しくありません。

でも、「どうせ営業トークだろう」とタカをくくっていると、
いざ購入しようと思ったときに先を越され、
地団太を踏むということもあるので、注意が必要です。


営業マンにとって、前述の言葉は単なる営業トークというだけではなく、
万一売れてしまった場合に「だから言ったでしょう」と
言えるための布石であるという面もあるのです。

特に、他にも同じような住戸がある新築マンションならともかく、
戸建住宅においては、よい物件が見つかったら
即決するくらいのつもりでいたいところ。

そのためには、いつ希望の物件が出てきても対応できるように、
あらかじめ用意周到な準備が必要。


それには、まず物件を見る目を養っておくこと。

希望エリアの相場を押さえ、どのような物件なら購入するかの
優先順位の整理も必要。

そして、資金計画も重要。

いくらまでなら購入するかや、どの住宅ローンにするかを検討しておき、
物件が見つかったら即ローンの申込が出来るようにしておきたいところ。

そこまで準備が出来ていれば、希望の物件を逃す確立も減るでしょう。


そういう点で、もし住宅相談センターへのご相談をお考えの方は、
物件が出てからではなく、物件が出る前、
それも早い段階でのご相談をお勧めします。


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