昨日は、ある銀行の住宅ローン担当者とお会いしました。

最近の住宅取得やローンの顧客動向や
今後の見通しなどをざっくばらんにお話ししました。


現在、消費税増税直前の駆け込み需要を当て込んでか、
住宅ローンの金利競争は以前にも増して厳しくなっています。

そこで単に金利競争をするのではなく、顧客ニーズに合った
ローン商品
を開発する必要性があるのではということから、
次のような話題になりました。


まず、最近の顧客ニーズの点では、
やはり長期の固定金利タイプのローン商品。

アベノミクスの影響で金利が上がると取り沙汰されている中、
変動金利タイプから固定金利タイプのニーズが増えています。

が、長期固定金利タイプの代表格フラット35の
金利優遇(フラット35S)が0.3%に縮小されたまま。

現在、名古屋地域の地銀・信金の中には、
20年固定とか、全期間固定のうち当初10年間の金利を優遇するなど、
長期の固定金利タイプのローン商品が増えており、
住宅相談センターにご相談いただいている方にも人気があります。

地銀・信金の固定といえば、せいぜい10年固定どまりですが、
長期の固定金利タイプのローンがあれば、
利用者の選択肢も広がり、ニーズもあると思います。


次に、今後の政策や業界動向からみたローンとしては、
やっぱり中古住宅・リフォーム向けの住宅ローンでしょう。

これまでの日本では新築偏重だったため、
新築時の住宅ローンについては、
担保価値も実質以上に見てもらえました。

逆に、いったん中古住宅になった途端、
担保評価も一気に下がり、それに合わせて借入できる
住宅ローンの額も下がってしまいます。

さらに、大がかりなリフォームやリノベーションを行う際の資金も、
住宅ローンと別立てになったりして、
ある程度の自己資金がなければ難しいのが現状です。

人口も減り空き家率が12%を超えるなか、経済や環境面からも
国は新築よりも中古住宅の流通を目指して、各種施策を展開しています。

住宅相談センターでも国から補助金をもらい、
中古住宅流通のベースは建物の品質をちゃんと検査することにあると、
中古住宅におけるホームインスペクションの普及について
各業界団体と検討をしているところです。


本日も中古住宅の購入+リノベーションをお考えの方から
ご相談がありましたが、住宅ローンの審査でお困りでした。

中古住宅の購入とリフォームについて、
従来の築年数や構造だけで評価するのではなく、
建物の品質に合わせて担保評価するローン商品が出れば、
先駆けとして全国的に注目されるでしょうから、
営業面からも宣伝効果が期待できます。

ぜひ、どこかの銀行で取り組んで欲しいところですね!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『2013年11月の住宅ローン金利 ~利下げでフラットが歴代2位の低水準~』
『中古住宅(既存住宅)流通活性化の動きが加速!』
『長期固定金利タイプの住宅ローンがアツい?!』


テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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