昨日は、ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強会でした。

今回のテーマは、いま話題の“シェアハウス”ということで、
まもなくオープンするシェアハウスに実際にお伺いしてきました。


シェアハウスというのは、
一つの住宅を複数人で共用する住居形態のこと。

アパートやマンションのように完全に独立した部屋の集合体ではなく、
キッチンや浴室などを共用するのが一般的。

そのため、独立した部屋を借りるのに比べると、
比較的安価に入居できるのとともに、
入居者間のコミュニケーションが濃いという特徴があります。

建物の形態も、一軒家からマンションやビルの一室、
用途も住居用からオフィス用までさまざまです。


さて、今回訪問したシェアハウスは、ナント築70年の古民家!

詳しい情報なしに現地にお伺いしたら、
立派な日本庭園付きの旧家で、“シェアハウス”という
言葉の先入観とのギャップに、しばらく???状態でした。

よく建物を見てみると、立派な床の間に太い梁、
スギ材の建具など、とても手の込んだ造り。

▼▼床脇▼▼
床脇

▼▼建具▼▼
建具

▼▼欄間▼▼
欄間

▼▼梁▼▼
梁


いわゆる昔の農家の、典型的な田の字型の間取りですが、
時を重ねたものの持つ、なんとも言えない風格を醸し出しており、
古いもの好きの草野としては、建物そのものに興味がそそられます。

場所は中川区の八田で、名古屋駅から地下鉄で10分ほど、
駅から徒歩3分程度という至便の場所ですが、
そうとは感じさせないゆったりとした趣きがあります。

それにしても何でこんな場所、建物でシェアハウスを?
ということで、建物のオーナーの前田さんのお話しをお聞きしました。


前田さんは名古屋市内にマンションなどを
数棟所有するプロの不動産投資家。

収支や利回りなどしっかり計算して、
堅実に不動産経営をしているのですが、この物件だけは別。
というのも、お母様のご実家だから。

不動産投資として考えれば、建物を解体して賃貸マンションを
建てたり、一軒家として賃貸する方法もありますし、
ディベロッパーに売却して現金化してもよいでしょう。

でも、お母様の愛着も強く、歴史的な建物を残したいという
前田さんの考えもあり、建物を残すのを前提に検討した結果、
シェアハウスという結論になったのだとか。


前田さんはこう言います。

「70年前の暮らし方を想像できる、また語り継がれる家を残すことで、
 その時代の物事などを人々の記憶から失くさないことができると考えた」
「これからの日本の進むべき方向性、サスティナブルの観点から、
 ヨーロッパのように古い建物の良さに触れてもらえる機会を作り、
 建物の再利用推進につながって欲しい」
「先祖の象徴としての家を残すことで、先祖に感謝する気持ちを表したい」
「この物件は、文化活動だと思っている。文化はお金にならないけれど」


う~ん。築50年の民家に住む草野もとっても共感します!
(家の規模・格は違いますが(^^;)

実際、家づくりのご相談をお受けしていると、
今回のような立派な旧家でも、解体して建替えてしまう方が多いので、
個人的には少々残念に思うこともあったのでした。


このシェアハウス、居住用ではなく、「自由空間八田」という
シェアサロンとして運営されます。

そのテーマは“時を味わうシェアスペース”
手作りケーキとネルドリップのカフェを中心に、
アロマ・マッサージ、アクセサリー体験教室、オーガニックコスメ、
語学教室、絵本作家などが入居し、活動の拠点とします。

さらに、陶芸や絵画などの作品の展示・販売も行い、
リラックスした環境で作品と時を味わってもらえる空間を目指します。

10月中旬頃のオープン目指して、ただいま鋭意準備中。
現場では元々あった建物や備品を活かしながら、
セルフビルドで什器や設備を作っていました。

▼▼セルフビルドの棚▼▼
セルフの棚


草野もオープンしたら、ぜひ改めてお伺いしたいと思いました。
ご興味ある方は、下記をご覧くださいませ。


      「自由空間八田」
     ・名古屋市中川区八田町1002
     ・フェイスブックはコチラ
     ・ホームページは作成中



 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『中古住宅(既存住宅)流通活性化の動きが加速!』
『ゆるやかな縁を楽しむ“住み開き”』
『老後の暮らし方をどう考える? 老人ホームを訪問して』

テーマ:名古屋・愛知
ジャンル:地域情報
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