昨日のご相談の中で、住宅相談センター
コンサルティングについてご質問をいただきました

そこで、コンサルティング・チェックシートなどの
ツールをご覧いただきながら、ご説明しました。

その際お話ししたことの一つが、チェックシートの設問に
「考え中」という選択肢があること。


このチェックシートは、約130の設問に答えることで、
自分たちの家づくりへのこだわり新居での暮らし方
さらには家族の将来像までが見えてくるというもの。

それだけ内容も多岐にわたるため、
これから家づくりを始めようという方にとっては、大仕事。

すべてに答えきれないのもやむを得ないのですが、
家づくりに熱心な方ほど、まじめに全問きっちり
ご回答いただくことがあります。

でも、ムリしてすべてにご回答いただく必要は無いのです。


どうしてか?

家づくりの初期段階というのは、
漠然としたイメージがあれば良いほうで、
多くの方は皆目見当がついていない状態。

そんな状態で無理矢理設問に答えても、
後で検討を進めるうちに、要望が変わる可能性があります。

でも、いったんチェックシートに回答を記載してしまうと、
それが自分の中で先入観=固定観念になってしまい、
本来あるべき姿が見えなくなってしまうことがあるからです。

そうなると、家づくりの選択肢を自ら狭めてしまうことになりかねません。

なので、チェックシートの各設問に「考え中」という選択肢を設け、
今はどこまでイメージが固まっていて、今後何を検討する必要があるか
ご認識いただくようにしているのです。


ちなみに、家づくりにあたっては“こだわり”が大事だというけれど、
“先入観(固定観念)”とどう違うのか?と思われるかもしれません。

先入観というのは「理由の無いこだわり」のようなもので、
メリット・デメリットを知らずに何となく思い込んでいることと言えます。

例えば、「自分達は土地を購入して注文住宅を建てたいんだ」と
仰っていても、よくよく考えてみるとマンションの方が良かった、
というケースもありますし、そもそも持ち家ではなく賃貸住まいが
合っていたということもあります。

ただ、先入観が一概に悪いこととは言えず、
もともと持っていた“想い”が、いったん客観的に捉え直し、
しっかりした裏付けのもとさらに強くなれば、
それは“こだわり”になったと言えるでしょう。

そういう点で、チェックシートは自分たちの想いを
客観的に見つめ直すためのツールであると言えます。


よく、「自分たちにはこだわりが無いから・・・」
という方もいますが、草野がチェックシートを拝見すると、
意外とこだわりが強かった、ということも少なくありません。

住宅相談センターのコンサルティングというのは、
常にご相談者自身が何をしたいのかを客観的に
そして深く認識していただくという考え方で行っています。

家づくりにあたっては、先入観に縛られて
選択肢を狭めないようにしたいものですね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『模範解答を押し付けない 家づくりのコンサルティングとコーチング』
『家づくりを丸ごとサポート! 住宅相談センターのパックメニュー』
『“新居で一番やりたいこと”から家のイメージを広げるという方法』

テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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