昨日・今日と、民間金融機関やフラット35等の
住宅ローンの金利が発表されましたので、
名古屋地区の7月の金利動向をお伝えします。

先月は、アベノミクスと日銀の異次元金融緩和による
円安株高、長期金利上昇の影響を受け、
長期の固定タイプを中心に大幅な利上げとなりました。

その後、長期金利は高値安定といった感で推移していますが、
その影響がどのように出たのでしょうか?


まずは変動金利タイプから。

変動金利に影響を与える日銀のゼロ金利政策は終わったものの、
大幅な量的・質的金融緩和が行われています。

そのため変動金利については全く動きが無く、先月に続き据置きで、
三井住友信託の0.775%を筆頭に
1.0%前後の低水準で推移しています。

日銀の金融緩和政策は物価上昇率が2.0%になるまで継続の
見込みなので、変動金利も当面現在の水準で推移すると思われます。


次に、固定金利タイプ固定金利期間選択タイプ

固定金利タイプに影響を与える10年モノの国債利回り(長期金利)が
5月中旬に0.9%程度まで上昇、その後0.8%~0.9%で推移しています。
(7月1日の終値は0.882%)

そのため、先月に引き続き利上げ基調にあり、
5年以上の固定金利期間選択タイプや長期固定金利まで、
全体的に0.05%~0.10%程度の利上げとなっています。

特に、これまでなんとか据置いていた地銀信金においても、
中には10年固定で1.25%という低水準も見受けられますが、
基本的に5年・10年固定は利上げの方向となっています。

その結果、10年固定の表向きの優遇金利は
1.50~1.60%程度がボリュームゾーンとなっています。

ただし、中には超長期の固定金利を利下げしている金融機関もあり、
住宅ローンの金利も調整局面に入ったのかもしれません。


また、これらの動きに逆行するように、というか、だからこそなのか、
メガバンクを中心に3年固定では0.6%という低水準に。

三井住友銀行が0.6%への利下げで先行しましたが、それも束の間。
住信SBIネット銀行が0.59%、三井住友信託銀行にいたっては0.55%!
基本的に期間限定ではありますが、利下げ競争も過熱気味です。

メガバンクにとって、3年固定が今が旬の“目玉商品”なのでしょう。


そして、フラット35

先月は一気に0.2%程度と急上昇しましたが、今月は調整局面なのか、
下記の通り+0.02%程度の微増となっています (カッコ内は対前月)。

 ・20年以内  1.74%( - )
 ・20年超    2.05%(+0.02%)
 ・フラット50  2.61%( - )


今年4月の水準(20年超タイプで1.80%)には及びませんが
引き続き低金利の水準であると言えます。


なお、上記の金利は金利プラン優遇後の“表向き”の数字です。
借入れ条件や借りる方の属性や交渉次第で、
さらに優遇幅を大きくすることもできます。

より有利な借入れをするためにも、住宅ローン選びの際には
お気軽に住宅相談センターまでご相談下さい。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『2013年6月の住宅ローン金利 ~変動金利以外は大幅上昇~』
『長期金利上昇による住宅ローンへの影響は?』
『長期固定金利タイプの住宅ローンがアツい?!』


テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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