昨夜は、インスペクターの勉強会でした。

テーマは地面の中・地盤について。
地盤の専門会社・UGRコーポレーションさんのお話しをお聞きしました。


東日本の震災以降、家を建てる人に限らず、
地盤についての関心が高くなっています。

主に地震による液状化の心配でしょうが、
軟弱地盤による不同沈下の不安もあってのことでしょう。
(液状化と不同沈下は別モノですが、
 少々ごっちゃになっている人もいるかもしれません)

ただ、地面の中の心配というのは、これだけではありません。


例えば、地中埋設物

地中に、建築物の基礎や杭が残っていたり、
コンクリートのガラや廃棄物などが埋められていたり。

撤去のために少なくない費用がかかってしまいます。


例えば、土壌汚染

工場やガソリンスタンドの跡地で、
油や水銀、六価クロム、ダイオキシンといった
有害物質に汚染されていたり。

土壌の浄化対策にも少なくない費用がかかります。


通常、地面の中を見ることができず、
購入した後で地中埋設物や土壌汚染が判明したのでは、
買主が損害を被るだけではなく、
売主も瑕疵担保責任を追及しかねません。

そこで、建物のインスペクション同様、土地の売買の前に
土地についてもインスペクションを行ったらどうか
というのが、昨日の主旨でした。

さらに、インスペクションを売主が行うことで
安心して不動産売買ができると同時に、物件の差別化につながり、
ひいては販売力もアップする、というお話しも。

そのためにUGRコーポレーションさんでは、
安価に地盤、地中埋設物、土壌汚染の診断ができる
“グリーンテスト”というパッケージも用意しているとのこと。


大きな買い物である不動産については、
できるだけ事前に情報公開することが、売主・買主双方に
とってトラブルを回避するいちばんの方法。

ホーム・インスペクションともども、
これから普及していくことでしょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『不動産売買の瑕疵担保期間はどれくらい?』
『地震の液状化被害で補償を受けるには』
『地盤保証があっても安心ではない?! 弁護士の講演より』

テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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