不景気・デフレ経済下で、ずっと低金利が続いてきた住宅ローン

でも、アベノミクスや日銀の金融緩和政策の影響で、
今後の住宅ローンの金利動向は若干不透明になっています。


昨日もこんなご質問がありました。

「いま変動金利で住宅ローンを返済中ですが、
 これから金利が上がると言われています。
 いつ固定金利に借り換えればよいでしょうか?」



これは、なかなか難しいご質問。
ズバリ“今でしょ!”などとは、なかなか言えません。

金利動向を正確に当てることが出来ないからですが、
敢えて仮定の話を一つしてみると・・・

「今後2年程度で物価安定目標を達成できるものと思っています」
という日銀・黒田総裁の言葉通りにコトが運んだとすれば、
金利上昇まで2年程度の猶予がある、と言えるかもしれません。

そこで、当面は変動金利にしておき、
2年が経過する頃に、そのときの金利情勢を見て判断する、
ということになるかもしれません。


でも、コトはそう簡単ではありません。

上記の仮定は、あくまで政府・日銀の思惑通りにコトが進んだ場合。
過去に前例が無い“異次元”の金融緩和を行っていますので、
その結果がどのように現われるのか予断を許しません。

そのため、変動金利で返済し続けるのなら、
日本や世界の政治・経済動向に対して情報収集し続ける必要があります。

そうしないと、いざ変動金利が上がりだしたと思ったら、
長期の固定金利がとっくに上がっていたなんてことにもなりかねません。


そんなに情報収集など出来ないし、“いつ金利が上がるの?!”と
ビクビクしたくない、という方もいると思います。

そんな方から、住宅ローンの借り換えをいつやるか?と
聞かれれば、“今でしょ!”とお勧めします。


いまは、長期の固定金利が記録的な低水準。(4月の金利動向)

今後、さらに固定金利が下がることもあるかもしれませんし、
変動金利がずっと上がらないこともあるかもしれません。

でも、ここで固定金利に借り換えておけば、
歴史的な低金利の恩恵をずっと享受でき、
その上、金利上昇リスクにビクビクしなくて済むからです。


セオリーとしては、景気がよくなれば金利が上がるもの。

結局は、どの程度のリスクを取って、
どの程度のリターンを取るか、その人の考え方次第です。

数ヶ月前までの民主党政権下では想像できませんでしたが、
いま住宅ローンの借換えを検討中の方にとっては、
悩ましいところかもしれません。

どうしても決断しかねるという方は、
住宅相談センターまでご相談下さいませ。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『日銀に訊いてみた! 金融緩和・ゼロ金利政策とマネタリーベース』
『低金利の今が建て時なの?』
『“住宅ローンの借換えで、太陽光発電がタダで付けられる”は本当か?』

テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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