先日、中古住宅流通活性化のための会合がありました。

国土交通省の補助事業
“既存住宅品質サポートセンター”の活動の一環で、
ホームインスペクション既存住宅瑕疵保険について、
住宅・不動産関連事業者の意見交換が行われました。


中古住宅流通の活性化のためには、買手である消費者保護が必要であり、
そのためにホームインスペクション(住宅診断)を行うというのが、
ホームインスペクション推進の考え方。

でも、中古住宅の流通を担う不動産業界としては、
下手にインスペクションで物件のアラ探しをされると、
売れる物件も売れなくなってしまいかねない、との考え方もあります。

この日の意見交換でも、
「中古住宅の売却のためにホームインスペクションをやってもらったが、
 報告書を見ると買手の不安を増長しかねないものだった」

との意見も出ました。


ただ、売主として中古住宅を販売している事業者からは、
「宅建業者は、中古住宅を売ると2年間の瑕疵担保責任が付くが、
 この間、何かトラブルが起こっていないか気が気でない」

との意見もありました。そして、
「ホームインスペクションを行って物件の瑕疵が分かっていれば、
 契約時にその瑕疵については免責にすることも出来るので、
 売主としても安心して取引できそうだ」

とのコメントも。

まさに、そこもホームインスペクションの意義で、
買主だけでなく、売主も事前に納得した上で売買が出来るのです。

さらに、既存住宅瑕疵保険を使えば、検査を行うだけでなく、
瑕疵があった際には保険金が出ますので、
売主・買主ともにより安心感が増すというもの。


ホームインスペクションも既存住宅瑕疵保険も
まだまだ一般的ではありません。

でも、消費者保護や既存住宅を活かすという点から、
これから普及していくのは確実でしょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『これからの住宅政策・中古住宅売買 ~国交省のお話しから~』
『中古住宅のインスペクションはどのタイミングで行う?』
『安心してリフォームするための「リフォーム瑕疵保険」』

テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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