いま住宅ローンをご相談中の方から、
建築工事の支払い条件と住宅ローンの関係について
ご質問がありました。


家を建てるとき、全額自己資金でという方はほとんどおらず、
たいがいの方が住宅ローンを利用されます。

住宅ローンは一般的に竣工(引渡し)時に実行されるため、
建築工事の中間金の支払いが自己資金で賄えない場合、
つなぎ融資などを利用することになります。

でも、支払い条件に合わせて住宅ローンを組むのではなく、
資金計画(住宅ローン)に合わせて
支払い条件を交渉するという方法もあります。


建築工事費用の支払いは、契約時(着工時)1/3、上棟時1/3、
竣工時1/3のように、分割払いが一般的。

でも、支払条件には法的な決まりがある訳ではなく、
施主と住宅会社との交渉で決まります。

そこで、中間金の支払い時につなぎ融資を使わずに済むように、
支払いを後にずらすように交渉すればよいという訳です。


このような交渉をすると、
「弊社では、いつもこの支払条件でお願いしています」
と言ってくる住宅会社もありますが、
それはあくまでその住宅会社のローカルルール。

契約後では難しいかもしれませんが、契約前であれば、
値引きだけでなく、支払条件も含めて交渉することができます。


中には、大手ハウスメーカーのように
財務基盤の強い住宅会社だと、契約金・中間金は不要で
竣工時一括払いが可能なことがあります。

実は今回のご相談者も、交渉したところ
竣工時一括払いでやってくれることになりました。

竣工時一括払いなら、資金計画がラクになるだけでなく、
万一、施工中に住宅会社が倒産した場合でも、
資金は全額手元に残っているので、
金銭的なリスクが軽くなるというメリットも出ます。


さすがに竣工時一括払いがOKという住宅会社は多くはなく、
仮に可能でも、住宅会社の運転資金の金利分を
工事代金に上乗せされたりすることもあります。

それでも、リスク回避という点も含め、支払い条件は
住宅会社に提示されたものをそのまま呑むのではなく、
交渉してみる価値は十分にありますヨ。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『家づくりの資金計画は難しい・・・ 早めの準備を!』
『時期を味方につけて、効果的な値引き交渉を』
『請負代金の適正な支払い方法は?』

テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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