2013年が明けてはや1週間。
この間、民間金融機関やフラット35等の
住宅ローンの金利が発表されました。

先月は、解散・総選挙を受けて、政権交代への期待から
固定タイプを中心に住宅ローンの金利が下がりました。

その後、実際の政権交代を受けて、住宅ローン金利がどう動いているか?
名古屋地区の1月の金利動向をお伝えします。


まずは変動金利タイプから。

変動金利については、日銀のゼロ金利政策が
継続されているため全く動きが無く、先月に続き据置きです。
三井住友信託の0.775%を筆頭に
1.0%前後の低水準で推移しています。

ゼロ金利政策は、インフレターゲット(目標)1.0%のもと
物価上昇率が1.0%になるまで継続される見込みなので、
変動金利も当面現在の水準で推移すると思われます。


次に、固定金利タイプ固定金利期間選択タイプ

先月は10年もの国債の利回りが下がった影響で、
全般的に若干の利下げになっていました。

が、今月は7年以上の固定金利を中心に、
0.05~0.10%程度の利上げとなっています。

これは、安倍首相への金融緩和・景気回復への期待から
円安・株高となり、マーケットの資金が国債から株式に回ったため、
国債の値下がり=利回りの上昇となったためのようです。

長期金利に影響を与える10年モノ国債の利回りは、
先月は0.7%を切る水準を記録しましたが、
年末には0.8%近くまで上昇しています(現在は0.835%)。

その結果、10年固定の表向きの優遇金利は
1.35~1.55%程度となっています。

ただし、中には先月から据え置きの銀行もあり、
特に三井住友信託銀行が営業戦略上からか1.15%~を維持、
表向きの優遇金利では他を引き離しています。


最後に、フラット35

10年モノ国債の利回りに連動して
先月まで4ヶ月連続の利下げで、史上最低金利を更新していましたが、
今月の最安値は下記の通り(カッコ内は対前月)、
20年超タイプで+0.18%と大幅な利上げとなりました。

 ・20年以内  1.66%(+0.13%)
 ・20年超    1.99%(+0.18%)
 ・フラット50  2.79%(+0.03%)



繰り返しになりますが、政権交代の結果、円安・株高により
 国債の値下がり=長期金利の上昇=固定金利の上昇
となっていますが、これまでの利下げの反動からか、
フラット35はすぐに反応し、民間は若干様子見(?)
といったところでしょうか。

まあ、フラット35の金利が“低すぎた”ということなのでしょう。
(35年の長期固定で2.0%を大きく下回っていた!)

今後も、円安・株高が進行すれば、
この傾向(長期固定金利の上昇)の可能性もありますが、
安倍政権の経済政策とマーケットの反応如何のため、
見通しははっきりしないというところでしょう。


なお、上記の金利は金利プラン優遇後の“表向き”の数字です。
借入れ条件や借りる方の属性や交渉次第で、
さらに優遇幅を大きくすることもできます。

より有利な借入れをするためにも、住宅ローン選びの際には
お気軽に住宅相談センターまでご相談下さい。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『総選挙の結果から見る、今後の住宅ローンの金利動向は?』
『2012年12月の住宅ローン金利 ~再び利下げで史上最低更新~』
『2012年11月の住宅ローン金利 ~引き続き小康状態~』

テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
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