本日は、ご相談者との打合せの中で、
注文住宅と建売住宅の違いについてお話しが出ました。

一般的に、注文住宅に比べて建売住宅の方が価格が安いので、
設備や仕上げを建売住宅並みにすれば
価格が安くなるのではないか? とのご質問。


確かに、注文住宅では施主のごだわりが出て、
設備や仕上げなどが建売住宅よりも
豪華になることはよくあること。

でも、輸入キッチンといった超高級品でもない限り、
設備や仕上げでグレードを下げても、
正直なところコスト削減効果は知れています。

では、建売住宅はどこでコストを抑えているのでしょうか?


まず挙げられるのがスケールメリット

同じ仕様、同じ間取りの建物を何棟も建てることで
建材の仕入れや職人への手間賃の価格交渉ができるというワケです。


次に挙げられるのが効率化

間取りや仕様は決まっていますので、
施主との打合せで手間ひまがかかることはありませんし、
同じような建物を同時に何棟も建てれば、
材料や工程のムダも少なく工期も短くなって、
コストが抑えられるというワケです。


注文住宅で同じようなことをしようとすれば、
一部のハウスメーカーが扱っているような
規格型住宅にするという方法があります。

いわゆるセミ・オーダーと呼ばれるもので、
設備や仕上げの選択肢が決まっていたり、
間取りもプラン集から選ぶということになります。

決められた仕様や間取りで満足できれば
低コストな割に質の良い家を建てることが出来ますが、
標準仕様では満足できずオプションが増えると
フル・オーダーで建てるのと変わらない金額になることも・・・


建売住宅や規格型住宅、注文住宅には、それぞれ
金額相応の理由があり、注文住宅を建売住宅の値段で
購入するのは、ムリな“注文”になりかねません。

コストや性能、デザイン、間取りの自由度など、
施主が家に何を求めているか、
こだわりの度合いで選択肢も変わります。

まずは施主自身が、どのような家で
どのような暮らしをしたいのかをよく考えることが、
満足できる家づくりの早道といえるでしょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『どんぶり勘定の一式見積はダメ?』
『意外と違う、建売住宅と土地+注文住宅』
『パワービルダーって何?』

テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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