本日、ある保険会社の鑑定人の方から、
東日本大震災の地震保険における、被災した建物の鑑定
地震保険の損害認定についてお聞きする機会がありました。

この鑑定人の方は、実際に震災後の被災地で鑑定をしているので、
普段はあまり聞くことのできない地震保険の鑑定や認定の実務のほか、
現場でのナマナマしいお話しをお聞きすることが出来ました。

特に、被災された方とのやり取りは、
状況が状況だけに身につまされるものがあり、
いざという時の保険のありがたさが伝わってきました。

いまだに復興にはほど遠い被災地の方々には、
お見舞い申し上げます。


ここではあまりナマナマしいお話しを書く訳にはいかないので、
昨日のお話しの中から“家財保険”についてご紹介します。

火災保険・地震保険ともに、その対象は“建物”“家財”に分かれます。

建物というのはイメージが湧きやすいと思いますが、
家財というのは、家具や家電製品など建物の中にあるモノが対象になり、
それら家財にかける保険のことを“家財保険”といいます。

という説明を聞くと、
「うちは大して高価な家具も家電製品も無いし、絵画や宝石、
 骨董品なども無いから、家財保険は無くてもいいかな・・・」

と思う方も多いと思います。

でも、実は建物の中にある家財というのは、
上記のような大モノだけではなく、
食器、衣類、寝具、身のまわりのものなど意外に多く、
ある保険会社が提示する家財の目安額だと
延床30坪の持ち家で1100~1500万円にもなります!


エッ?!そんなに高いの?と思うかもしれませんが、
家財の内訳を見ると、全国共通の地震保険の損害認定基準表には

 ・電気器具類  20%
 ・家具類    20%
 ・食器陶器類   5%
 ・身回品その他 25%
 ・衣類寝具類  30%


とあり、家具や家電製品で4割、残りの6割は食器や衣類、
身の回りのもの
なのです。

例えば、こまごまとした調味料や食器など、
身の回りのもの全てを元通りにしようとすれば
前記の金額がかかるというのも、何となく分かると思います。


実際に、万一の際に全てを保険で賄わなくてもよいとは思いますが、
今回の東日本大震災では、保険会社によっては
家財保険の方が手続きが早かったという実績もあるよう。

決して家財保険も軽視すべきではないと思った次第でした。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『大手ハウスメーカーの建物なら、地震保険は不要?』
『長期優良住宅で地震保険に入ったら、忘れずに耐震等級割引を』
『火災保険のかけ過ぎ=超過保険に注意!』

テーマ:地震保険
ジャンル:ライフ
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