本日お受けした住宅ローンのご相談にて。

ご相談者はご自身でよく調べる方で、
住宅ローンについてかなりの知識をお持ち。

でも、本当にその知識が正しいのかどうか、
調べれば調べるほど難しい・・・ということで
ご相談にお越しになったとのこと。

そのお気持ち、確かによく分かります。

変動・期間固定・固定といった金利タイプをはじめ、
手数料、保証料、団信、つなぎ融資など、様々な検討事項があり、
どの住宅ローンが自分に合っているかの判断も難しくなっています。


これは金融自由化の賜物。

以前は住宅ローンと言えば住宅金融公庫が代名詞でしたが、
官から民へのかけ声のもと、公庫の廃止・金融自由化の流れに乗って、
さまざまな住宅ローン商品が生まれました。

その大きな流れの一部として、9月3日にゆうちょ銀行
住宅ローンに本格参入するための申請を国に提出しました。

ゆうちょ銀行は2008年からスルガ銀行の
住宅ローンを取り扱ってきましたが、今回の申請が通れば、
直接自社の住宅ローンを販売することになります。


でも、国内最大の貯金残高175兆円を誇るゆうちょ銀行の参入に、
民間金融機関からは「民業圧迫」との声も出ています。

そのためかは分かりませんが、
ゆうちょ銀行の住宅ローンは個人事業主や高齢者、女性といった
民間金融機関が積極的に扱っていない扱っていない顧客層を
ターゲットにするとの報道が流れていて、その報道の中には
「年収400万円以下」「50年にわたる超長期ローン」
といった文言も出てきます。(週刊ダイヤモンドのHPより)

こういった住宅ローン商品なら、確かに民間を補完し、
住宅ローン商品の多様化により選択肢も増えることになります。

ただ、銀行にとってはリスクのある商品ですので、
どのように審査をするのか、どれくらいの金利になるのかなど、
興味深いところですね。


もし、今回の申請が通れば、ゆうちょ銀行は
来年4月から自社住宅ローンの販売をスタートする予定です。

政府の民営化委員会は、ゆうちょ銀行の業務拡大を
容認するスタンスを取っているので、ゆうちょ銀行独自の
住宅ローンが日の目を見る可能性は十分ありそうです。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『フラット35と10年固定 どうやって比較する?』
『金利は同じでも手数料で差が出るフラット35』
『加熱する住宅ローン低金利競争 金融庁が全国の銀行を検査』

テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック