昨日はホームインスペクターの勉強会でした。

今回のテーマは「住宅の雨漏り」についてで、
住宅瑕疵担保責任保険法人「日本住宅保証検査機構(JIO)」
検査員の方に、瑕疵保険の現場で見た雨漏り事例と
その対策をお話しいただきました。


住宅の引渡し後10年以内に瑕疵が発生すると(瑕疵事故)、
瑕疵保険で保険金が下りるのですが、
瑕疵事故のナント88%が雨漏りとのこと。

そこで、写真を交えながら雨漏りの実態を見ていくのですが、
水というのは目には見えない隙間からも侵入していくため、
基本に忠実なキッチリとした施工が求められるのがよく分かります。

例えば、「JIO防水施工要領ポイント集vol.2」にも
 ・防水紙上端部は垂れ下がらないようにしっかり留め付ける
 ・防水テープは念入りに圧着し、「しわ」が入らないようにする
  (しわから雨水が浸入する)
 ・防水紙の重ね合わせは90mm以上とする
 ・防水紙が損傷したら、原則、貼り直しをし、詠むを得ない場合は
  防水紙の増し貼りや防水テープで塞ぐ

などのポイントが記載されています。

結局のところ「不連続部分をいったいの防水層として
きちんと施工することで雨漏りは未然に防ぐことができます」

ということに尽きます。


雨漏りを防ぐことができれば、
瑕疵事故の9割近くを防ぐことができます。

でもいったん雨漏りが発生すると、
その補修費用は何十万円にも上ってしまいます。

雨が多く、時には台風のように横殴りの雨がある日本では、
せっかく建てた家を長持ちさせるためにも、
施工中の雨漏り対策は重要です。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『地盤保証があっても安心ではない?! 弁護士の講演より』
『赤外線カメラで雨漏り診断』
『外壁のホームインスペクション』

テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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