梅雨の中休みの晴れ間が広がった本日、草野は家族で
岐阜県中津川市の加子母(旧加子母村)まで行ってきました。


加子母には、旧加子母村の時代から現代美術、彫刻、陶芸、
音楽などのアーティストが暮らす「加子母アトリエ村」があります。
アーティストたちは、工房や音楽室などの
アトリエを併設した住宅に暮らしながら創作活動をしているのですが、
その中に、草野のカミさんの大学時代の恩師がいます。

その恩師、CDを何枚も出すプロのピアニスト兼作曲家なのですが、
ナント、小さな子ども(幼児)たちも可というミニコンサート
して下さるというので、カミさんを含めた門下生が声を掛け合い、
3家族連れ立って演奏を聴きにお伺いした次第。


中央高速道の中津川インターを降りて数十分、国道257号線と
山道を進むと、木々に囲まれた恩師のアトリエ兼自宅に到着です。

▼▼アトリエ併設の恩師宅▼▼
アプローチ


敷地は山の中腹にあり、リビングから外のデッキを眺めると、
ご覧のとおり豊かな自然を堪能できます。

▼▼デッキ▼▼
デッキ


リビングやデッキで持ち寄ったランチを済ませた後、
さっそく子どもたちと一緒に恩師の演奏をお聴きします。


▼▼音楽室▼▼
音楽室

会場は地元産のスギ間伐材などをふんだんに使った
ウッディな空間で、ミニコンサートにピッタリの18畳。
高い勾配天井が豊かな響きを作り出します。

曲は恩師の自作で、川の水面のきらめきや、山の情景など、
自然をモチーフにしたもの。

都会の喧騒とは無縁なので、演奏中も窓を開けていると、
窓から心地よい鳥のさえずりの声が入ってきます。
心地よい曲想と相まって、目を閉じると
まるで森の木漏れ日の下で演奏を聴いているよう・・・

恩師の曲に込めた想いが、演奏だけでなく
その場の“空気感”から五感を通して伝わってくる気がしました。

最近のコンサートでは、モチーフになった絵画を鑑賞しながらとか、
詩の朗読と合わせて演奏するといったことが行われますが、
同様にモチーフとなった“空間”を体感しながら
演奏を聴いたといったところでしょうか。


今回の演奏を聴いて、音楽の持つ力をあらためて感じたと同時に、
空間と音楽の相乗効果、もしくは親和性に気づきました。

BGMを流して空間演出をするのは、ごく当たり前のこと。

それだけではなく、昨日のブログに書いた
「要望をまとめる・伝える一環として、家づくりのキーワードを考え、
タイトルを付けてみる」
ということにも繋がります。

家づくりの想いを
「こんな音楽が似合う家にしたい」
「希望の家を音楽に例えるとこんな曲」

と例えてみると、上手く伝えられそうな気がしませんか?

もし音楽が好きでないという人は、“絵”や“家具”“料理”“匂い”
もしくは昨日のご相談者のように“車”に例えても良いでしょう。

“建築”から離れてみることで、
より 希望の暮らし方 = 家のあり方 が見えてくる、
そんなことを昨日・今日の体験で感じました。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『キーワードは何? あなたの家づくりにタイトルを!』
『家づくりは、自分の居場所をつくること』
『生きた設計提案をしてもらえる要望の伝え方』

テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
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