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世間の建て時と自分の建て時は違う

昨日、ご相談者から
「住宅会社の営業マンから、30代、
 それも出来るだけ早い時期に家を建てた方がいいと言われた」

とのお話しがありました。


営業マン氏の言わんとするところを推測すると、
若い方が住宅ローンの返済期間を長く取れるから、
ということなのでしょう。

定年までに住宅ローンを完済しようとすれば、30歳で組めば30年、
もし定年が65歳なら35年の最長期間で返済できることになります。

でも、これってどうなのでしょう?

なんとなく、ローンの返済期間ありきで、
借入額=予算をはじめとして、
家づくりの時期までが決まっている気がします・・・


実は、今日と明日、ある大手ハウスメーカーさんのイベントにて、
セミナー講師を草野がやっています。内容は、消費税増税
現実味を帯びるなか、資金面から家づくりを考えようというもの。

消費税が上がる前に住宅を建てた方が、
消費税アップ分おトクですよ、という話しもあるのですが、
ことはそう単純ではありません。

消費税増税前の駆け込み需要と増税後の反動により、
増税後の方が値引き幅が大きく、
施工も丁寧という考え方もできます。


という訳で、本日のセミナーでは、
世間では「増税による負担増は○○兆円!」とか
「増税で住宅価格は○○万円アップ」といった話も聞かれますが、
目先にとらわれず、冷静に家づくりの資金計画を考えましょう
というお話しをしました。

増税による負担増のもとでも豊かに暮らすためには、
世間の動きを知りつつも、自分にとっての建て時はいつなのか、
まずは家族のライフプランを考え、
そのうえで家計のシミュレーションを行うことが重要。

そして、もしここ数年以内に家を建てるのなら
早い段階で資金計画を抑えておき、
税制優遇・補助制度を最大限活用しましょう、という内容です。


同じことは、冒頭のお話しにも当てはまります。

ローンの返済期間から割り出すのではなく、
家族のライフプランから割り出すことで、
家づくりに最適な時期が見えてきます。

さらに家計のシミュレーションを行うことで、
適正な予算が見えてきます。

家族のライフプラン上、例えばお子さんの進学や独立、
仕事の転勤や定年退職などから家づくりの時期を考えてみましょう。
50歳が家づくりのベスト・タイミングとなれば、
それまでに頭金を貯めることで住宅ローンの金利負担が減ります。
要は計画的に準備すれば良いだけ。

もし、ローンの返済期間が定年後になってしまうというのなら、
家づくりの予算を下げるという選択肢もあるのです。


安心して家づくりを進めるために、
世間の建て時と自分の建て時は違う
と考えておくとよいのではないでしょうか。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『ホントに消費税増税前のいまが建て時なの?!』
『一般論では判断できない、住宅ローンの借入額』
『営業マンの煽り文句に惑わされるな?!』

|  |-家の買い時はいつ? | 21:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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