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老後資金確保の一手段 リバースモーゲージ

昨日のご相談のなかで、年配の方から
リバースモーゲージ
についてのご質問がありました。


リバースモーゲージというのは、
“逆”(リバース)の“担保”(モーゲージ)の意味で、
いわば「逆の住宅ローン」ですが、何が逆なのか?

通常の住宅ローンは、最初に一括して融資を受け、
毎月分割して返済していくので、
時間の経過とともに借入残高は減っていきます。

それに対してリバースモーゲージは
融資を毎月(もしくは毎年)分割して受け(一括も可)、
最後にまとめて返済を行うというもの。

徐々に増えていく借入残高の返済には
担保の土地を売却した資金を充てます。
(返済資金があれば、売却しなくても構いません)


年齢が高くなると、返済期間や収入、健康状態などで
借入れが難しくなりますが、リバースモーゲージなら
持家があれば借入れすることが出来ます。

そのため、子どもがいなかったり、
子どもはいてもすでに自宅を所有している、
田舎に実家があるなど、家を遺す必要が無ければ、
老後資金確保の一つの手段になります。


利用目的としては、次のようなケースが挙げられます。
 ・定年退職後、年金が下りるまでの生活費
 ・自宅のリフォーム資金
 ・住宅ローンの借換え
 ・子どもの教育費用(定年後に子どもが大学に進学するなど)


ほかにも、年金などの収入は十分にあるが、趣味やレジャー、
旅行など老後をより豊かに過ごしたいという人の利用もあります。


ただし、注意点もあります。

まず、担保になるのは土地だけであり、建物は対象になりません。
さらに、融資限度額が評価額の5~8割程度になるため、
思いのほか融資額が低くなることがあります。

また、地価の下落などで担保割れが生じた場合、
その時点で融資が打切りになってしまいます。

さらに、幸いに長生きできた場合、融資限度額をオーバーし、
それ以降は融資を受けられなくなることもあり得ます。

ほかにも金利の上昇リスクや、子どもがいる場合、
事前にしっかりと意思の疎通をしておかないと、
いざ相続が発生したときにトラブルになる可能性もあります。


まだ取扱いの金融機関は多くありませんが、
都道府県の社会福祉協議会でも取り扱っています。

自宅の売却が前提となりますが、
自宅に住み続けながら融資を受けたいという方は、
資産の有効活用という点からも一考の余地があるでしょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『終の棲家の考え方』
『サービス付高齢者向け住宅で、老後の賃貸暮らしも安心?』
『終の棲家を建てる前に考えておきたいこと』

| ◆マイホームの資金計画 | 20:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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