本日は、工務店と商談中のご相談者がふた組お越しになりました。

プランの打合せというのは、夢が膨らみ予算も膨らむもの。
ひと組のご相談は、ご要望に対して
どれくらいの金額が妥当なのかということを、
工務店から提出されたプランや見積を見ながらお話ししました。

ここまで具体的に話しが進み、資料が揃ってくれば、
あとはいかに判断していくかということになりますが、
もうひと組のご相談は、まだまだその前の段階。

むしろ、打合せが始まったばかりで、皆目見当がつかないご様子。
「間取を考える際の注意点は何でしょうか?」
とのご質問をいただきました。

そこで草野は3つのポイントをお話ししました。


1つ目が、暮らしのイメージを持つということ。

例えば、朝起きたらどこで顔を洗って着替えるのかとか、
料理はどこで作って、何人で食事をとるのかとか、
普段、家族の団欒はどこでどのように取るのかとか、
休日にはお客さんが何人きてどこで話をするのかとか・・・
暮らしぶりをイメージすると、新居に求めるものが見えてきます。

その暮らし方を住宅会社に伝えれば、
あとはその要望に合ったプランを提案してくれます。


2つ目が、優先順位をつけるということ。

暮らしのイメージが見えてくると、あれもこれもと要望が膨らみがち。
でも、予算には限りがあり、全てを実現するのはムリというもの。

そこで、家族全員の要望に対して
 1)必ず実現したいこと
 2)できれば実現したいこと
 3)ムリならやらなくてもよいこと
といった優先順位を付けてみましょう。

そうすることで、予算に合わせてメリハリをつけられるようになります。


3つ目が、写真や事例を集めること。

人間というのは、実際に目にしないとイメージが湧かないもの。
たくさんの写真や事例を見ることで、よりイメージが膨らみます。

さらに、そのイメージを伝えるには、やはり写真が有効。
というのも、色や形といった感覚的なものは個人差が大きく、
ひと言で“和風”といっても、モダン和風から伝統和風まで様々。

具体的な写真があることで、
イメージを確実に共有することが出来るのです。


・・・といったところ。

間取りというと、どうしても図面上で“広さが何畳”とか
“陽あたりが良い”といったハード面に目が行きがち。
でも、まず必要なのはソフト面、
つまり新居でどのように暮らしたいのかということ。

具体的な広さや配置などは、要望に合わせて建築のプロが考えます。

施主は、“建築”という点ではアマチュアですが、
“生活者”という点ではプロですから、
その生活スタイルを遠慮なく住宅会社に伝えて下さい。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『生きた設計提案をしてもらえる要望の伝え方』
『アバウトでいい こだわりの優先順位付け』
『和風? 洋風? イメージを的確に伝えるには』

テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック